宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 9/ 8 13:37 更新 太陽風の速度は560km/秒に高まっています。磁気圏はやや活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒からゆっくりと高まり、 560km/秒とより高速になっています。 太陽の南半球のコロナホールの影響が強まった様です。 太陽風の磁場強度は、10nTから6nTへ下がり、 こちらは平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は0nT付近で小さく変化していますが、 後半で南北に少し大きく変化する様になっています。 磁気圏の活動もこの影響で少し活発になっていて、 AE指数を見ると、初めは変化がなく穏やかですが、 後半は300〜500nTの小規模の変化が起きています。 この後も磁場の南北の変化は続くでしょうか。 SDO衛星AIA193を見ると、 南半球のコロナホールは南西側(右下)に進み、 一番影響が強まっている様です。 一方、北東の端(左上)には新しいコロナホールが見えています。 6〜7日後くらいから、 この領域の影響がやって来る可能性があります。 太陽は、北西(右上)の4207黒点群で、 C6.3、C3.3、C3.6、C3.6などの小規模フレアが、 中心部南側の4213群で、 C4.0の小規模フレアが発生しています。 活発と言うほどではありませんが、 これらの領域でフレアが発生しています。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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