宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:37)
今日、C4.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 8 03:00 C4.0
9/ 7 21:36 C3.6
19:40 C3.4
19:07 C3.6
18:30 C2.7
17:40 C1.8
16:49 C3.3
15:43 C3.6
14:15 C6.3
09:43 C9.5
07:12 M1.2
03:51 C6.5
9/ 6 23:35 C5.3
19:33 C4.9
17:41 C1.3
13:48 C4.5
12:54 C3.5
02:54 C2.7

黒点  9/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
4206 1 α ---
4207 8 β M1
4210 3 β ---
4211 1 α ---
4212 2 α ---
4213 8 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:00 565 -1.8
-2 h 568 +2.6
-4 h 596 +1.8
-6 h 564 +2.3
-8 h 574 -2.0
-10 h 542 -1.2
-12 h 552 -0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
9/ 8 0.3 3x10^2
9/ 7 0.4 4x10^2
9/ 6 0.4 2x10^3
9/ 5 0.3 7x10^2
9/ 4 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/ 3 09:48 太陽風の乱れは続いています。磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。
2025/ 9/ 4 10:18 太陽風の乱れは終わり、平均的な速度に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2025/ 9/ 5 09:54 太陽風は平均的な速度です。コロナホールの影響が近付いています。8月の黒点相対数は 133.5 でした。
2025/ 9/ 6 09:29 太陽風は平均的な速度が続いています。
2025/ 9/ 7 13:34 高速太陽風が到来しています。速度は650km/秒まで高まりました。
最新のニュース

2025/ 9/ 8 13:37 更新
太陽風の速度は560km/秒に高まっています。磁気圏はやや活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、500km/秒からゆっくりと高まり、
560km/秒とより高速になっています。
太陽の南半球のコロナホールの影響が強まった様です。
太陽風の磁場強度は、10nTから6nTへ下がり、
こちらは平均的な状態です。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの前半は0nT付近で小さく変化していますが、
後半で南北に少し大きく変化する様になっています。
磁気圏の活動もこの影響で少し活発になっていて、
AE指数を見ると、初めは変化がなく穏やかですが、
後半は300〜500nTの小規模の変化が起きています。

この後も磁場の南北の変化は続くでしょうか。

SDO衛星AIA193を見ると、
南半球のコロナホールは南西側(右下)に進み、
一番影響が強まっている様です。

一方、北東の端(左上)には新しいコロナホールが見えています。
6〜7日後くらいから、
この領域の影響がやって来る可能性があります。


太陽は、北西(右上)の4207黒点群で、
C6.3、C3.3、C3.6、C3.6などの小規模フレアが、
中心部南側の4213群で、
C4.0の小規模フレアが発生しています。

活発と言うほどではありませんが、
これらの領域でフレアが発生しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。