宇宙天気ニュース

宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)	Supported by NIT, Kagoshima College
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の

宇宙天気概況

Y. Obana

最新状況 (09:29)

今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが昨日発生しています。

太陽風南向き磁場がやや強くなっています。

磁気圏は静かです。

太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)

発生日	JST	検出
9/ 6	02:54	C2.7
9/ 5	18:27	C1.6
	17:44	C1.6
	10:07	M1.4
	08:24	C3.3
	04:20	C3.3
9/ 4	22:19	M1.0
	17:45	C2.1
	14:22	C9.2
	08:52	C3.4
	00:17	C3.7

黒点 9/ 5 (NOAA)

群	数	磁場	フレア
4197	14	β	C3
4199	3	β	C3
4201	1	α	---
4202	3	β	---
4205	1	α	---
4206	1	α	---
4207	17	β	M1
4210	6	β	C3
4211	1	α	C4
4212	3	β	---

太陽風 (DSCOVR)

時刻 JST	速度 km/s	南北磁場 nT
09:26	426	-3.4
-2 h	433	-0.3
-4 h	399	-1.7
-6 h	395	+0.0
-8 h	400	+2.4
-10 h	396	-1.1
-12 h	395	-0.9

磁気圏 (京大)

時刻 JST	Dst nT	nT
08:30	-9	-/ -
-2 h	-4	-/ -
-4 h	4	-/ -
-6 h	6	-/ -
-8 h	2	-/ -
-10 h	6	-/ -
-12 h	-3	-/ -

放射線 (GOES)

時刻 JST	プロトン 10MeV	電子 2MeV
最新	0.2 →	1x10^3
9/ 6	0.3	2x10^3
9/ 5	0.3	7x10^2
9/ 4	0.3	4x10^2
9/ 3	0.3	3x10^2
9/ 2	3.5	4x10^2

静か

激しい

非常に

リアルタイムデータ

27日周期・短期

太陽写真 (swnews)

黒点・群・動画 (SDO)

X線3日・1日 (GOES)

SolarMonitor (TCD)

Latest Events (SolarSoft)

AIA193・動画 (SDO)

AIA304・動画 (SDO)

AIA131・動画 (SDO)

GOES SUVI (NOAA)

LASCO (SOHO)

CCOR-1 (GOES)

ACE1日・7日 (ACE)

K指数 (NOAA)

情報ページ

Space Weather Prediction Center

これまでの経過 (過去のニュースの閲覧・全リスト): 2025/ 9/ 1 11:12　CMEによる太陽風の乱れは、明日の朝、2日6時(世界時1日21時)頃に到来する可能性があります。; 2025/ 9/ 2 10:19　CMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動はあまり強まっていません。; 2025/ 9/ 3 09:48　太陽風の乱れは続いています。磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。; 2025/ 9/ 4 10:18　太陽風の乱れは終わり、平均的な速度に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。; 2025/ 9/ 5 09:54　太陽風は平均的な速度です。コロナホールの影響が近付いています。8月の黒点相対数は 133.5 でした。; 最新のニュース

2025/ 9/ 6 09:29　更新
太陽風は平均的な速度が続いています。

担当　篠原

太陽風の速度は、400km/秒前後の状態が続き、
グラフの最後で430km/秒に少し上がっています。
全体としては平均的な状態です。
磁場強度は、8nTから9nTへ少し上がった程度です。

SDO衛星AIA193を見ると、
南半球のコロナホールは西側(右側)に進んでいます。
そろそろ影響が始まる可能性があります。
太陽風の磁場強度や速度の高まりに注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、
値は大きくありませんが、北寄りから南寄りへ変化しています。
磁気圏の活動もある程度高まっていて、
AE指数は、初めの頃は穏やかですが、
途中から500nT程度の中規模の変化が発生するようになっています。

太陽は、中心部北側(上側)の4207黒点群で、
M1.4の中規模フレアが発生しています。

その後はX線グラフは目立った変化はなく、
太陽は穏やかな状態です。