宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2025/ 8/16 09:52 更新 太陽風の速度は低速になっています。太陽の中心にコロナホールが見えています。 担当 篠原 太陽風の速度はゆっくりと低下が続き、 今日未明に400km/秒台を割って、 現在は370km/秒と低速になっています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。 速度が下がっているため、磁気圏は基本的に穏やかで、 AE指数は小規模の変化が発生する程度です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが太陽の中心に達しています。 2〜3日後くらいから、 この領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。 コロナホールは左上へ伸びていて、 この領域にかけて影響が続きそうです。 太陽は、北西の端(右上)に達した4172黒点群の活動が強まって、 C6.8、C7.7などの小規模フレアが発生しています。 この後、太陽の向こう側へ進みますが、 見えている間は注目して下さい。
(c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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