宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:54)
今日、C8.3の小規模フレアが発生しました。
また、M1.8の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/13 07:48 C2.4
03:10 C8.3
01:15 C4.0
8/12 21:52 C5.0
20:48 C7.7
15:33 C4.3
14:01 C3.7
13:01 C5.1
12:31 C7.7
10:18 M1.8
09:30 M1.5
08:50 C4.5
06:54 C9.8
05:19 C5.5
04:13 C6.2
00:21 M1.6
8/11 23:21 M1.5
22:42 C5.9
21:29 C7.2
20:41 C8.0
19:50 C7.6
19:26 C6.1
17:18 C8.9
15:01 C7.5
14:28 C7.3
13:46 C6.1
12:45 M1.3
12:01 C9.9
09:20 C7.4
08:22 M1.0
07:48 M1.7

黒点  8/12 (NOAA)
磁場 フレア
4165 1 α ---
4168 3 β M2
4169 2 α ---
4171 1 α ---
4172 20 βγ C8
4174 2 β C8
4175 2 α ---
4176 1 α ---
4177 1 α ---
4178 12 β ---
4179 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:45 598 +3.7
-2 h 603 +3.3
-4 h 591 +1.9
-6 h 595 +0.7
-8 h 594 +0.9
-10 h 592 +1.8
-12 h 596 +2.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -17 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^3
8/13 0.4 7x10^3
8/12 0.4 1x10^4
8/11 0.4 1x10^4
8/10 0.3 3x10^3
8/ 9 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 8/ 8 12:49 太陽風の速度は下がり、低速です。コロナホールの影響が近付いています。
2025/ 8/ 9 07:57 太陽風の速度は550km/秒に高まっています。コロナホールの影響が始まった様です。
2025/ 8/10 10:58 太陽風の速度は一旦下がり、再び570km/秒と高速になっています。
2025/ 8/11 08:39 太陽風は高速の状態が続いています。Mフレアの発生が続いています。
2025/ 8/12 10:29 高速の太陽風が続いています。フレアが頻繁に発生しています。
最新のニュース

2025/ 8/13 08:54 更新
太陽風は高速の状態が続き、速度は600km/秒に高まっています。

担当 篠原

太陽風は高速の状態が続いていますが、
昨夕、12日16時(世界時12日7時)頃に、
速度は520km/秒から600km/秒へ更に高まっています。
SDO衛星AIA193の南西側(右下)に見えているコロナホールの
最後の大きい広がりの影響が来ているのでしょうか。

太陽風の磁場強度は、7nT前後で安定しています。
南北成分は小さく南北に変化する程度になり、
磁気圏の活動は規模が少し小さくなっています。
AE指数は小規模の活動が続いています。

コロナホールは太陽の南西側に進んでいるため、
この後の影響は3〜4日くらいでしょうか。
次は、北東側(左上)に見えている
コロナホールの影響になりそうです。


太陽は、北西の端(右上)に沈んで行った4168黒点群の活動が続き、
M1.5、M1.8、C5.8、C6.1などの
小、中規模のフレアが発生しています。
この後はこの領域の活動は見えなくなります。

そして、北西の4172群で、C5.0、C8.3の小規模フレアが発生し、
北東の端で、C7.7の小規模フレアが2回発生しています。
この後、黒点群が現れるでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。