宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:29)
今日、M1.8の中規模フレアが発生しました。
また、M2.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/12 10:18 M1.8
09:30 M1.5
08:50 C4.5
06:54 C9.8
05:19 C5.5
04:13 C6.2
00:21 M1.6
8/11 23:21 M1.5
22:42 C5.9
21:29 C7.2
20:41 C8.0
19:50 C7.6
19:26 C6.1
17:18 C8.9
15:01 C7.5
14:28 C7.3
13:46 C6.1
12:45 M1.3
12:01 C9.9
09:20 C7.4
08:22 M1.0
07:48 M1.7
8/10 23:59 M2.2
21:00 C8.9
16:03 C3.5
11:48 M1.7
02:26 C3.8
01:33 M1.7
01:10 M1.6
00:48 C4.6

黒点  8/12 (NOAA)
磁場 フレア
4165 1 α ---
4168 3 β M2
4169 2 α ---
4171 1 α ---
4172 20 βγ C4
4174 2 β C8
4175 2 α ---
4176 1 α ---
4177 1 α ---
4178 12 β ---
4179 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:26 512 -3.6
-2 h 524 -1.0
-4 h 527 +3.8
-6 h 509 -0.1
-8 h 503 -1.6
-10 h 519 -3.7
-12 h 513 -2.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -14 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
8/12 0.4 1x10^4
8/11 0.4 1x10^4
8/10 0.3 3x10^3
8/ 9 0.3 4x10^2
8/ 8 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 8/ 7 12:52 太陽風はやや低速になっています。太陽ではMフレアが続いています。
2025/ 8/ 8 12:49 太陽風の速度は下がり、低速です。コロナホールの影響が近付いています。
2025/ 8/ 9 07:57 太陽風の速度は550km/秒に高まっています。コロナホールの影響が始まった様です。
2025/ 8/10 10:58 太陽風の速度は一旦下がり、再び570km/秒と高速になっています。
2025/ 8/11 08:39 太陽風は高速の状態が続いています。Mフレアの発生が続いています。
最新のニュース

2025/ 8/12 10:29 更新
高速の太陽風が続いています。フレアが頻繁に発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、520km/秒と高速の状態で安定しています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。
世界時8月8日に太陽風の速度が高まって、3日が過ぎたところです。

太陽風磁場の南北成分は、
南を向いたり、北を向いたりと変化しています。
南向きが強まった時間帯に磁気圏の活動が強まって、
AE指数では、1000nT程度の大きい変化が発生しています。
また、その他の時間帯でも小規模の活動が続いています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球のコロナホールは、
最後の部分が太陽の中心線を通り過ぎようとしています。
高速の太陽風は、あと4日くらいでしょうか。


太陽では、北西の端(右上)に達した4168黒点群と、
南西の端(右下)の向こう側に進んだ4173群の活動が目立っています。
SDO衛星AIA131による、この1日間の動画を掲載します。

4168群では、C9.9、C8.9、C7.2、M1.5、M1.6などの
小、中規模のフレアが続き、
4173群でも、M1.3、C7.5、C6.1などの
小、中規模のフレアが発生しています。

この後、4168群が太陽の向こう側に進んで完全に見えなくなると、
太陽は穏やかになりそうです。




太陽の西の端の4168(上側)、4173(下側)黒点群の活動の様子。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。