宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 8/12 10:29 更新 高速の太陽風が続いています。フレアが頻繁に発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、520km/秒と高速の状態で安定しています。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。 世界時8月8日に太陽風の速度が高まって、3日が過ぎたところです。 太陽風磁場の南北成分は、 南を向いたり、北を向いたりと変化しています。 南向きが強まった時間帯に磁気圏の活動が強まって、 AE指数では、1000nT程度の大きい変化が発生しています。 また、その他の時間帯でも小規模の活動が続いています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南半球のコロナホールは、 最後の部分が太陽の中心線を通り過ぎようとしています。 高速の太陽風は、あと4日くらいでしょうか。 太陽では、北西の端(右上)に達した4168黒点群と、 南西の端(右下)の向こう側に進んだ4173群の活動が目立っています。 SDO衛星AIA131による、この1日間の動画を掲載します。 4168群では、C9.9、C8.9、C7.2、M1.5、M1.6などの 小、中規模のフレアが続き、 4173群でも、M1.3、C7.5、C6.1などの 小、中規模のフレアが発生しています。 この後、4168群が太陽の向こう側に進んで完全に見えなくなると、 太陽は穏やかになりそうです。 ![]() 太陽の西の端の4168(上側)、4173(下側)黒点群の活動の様子。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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