宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 8/11 08:39 更新 太陽風は高速の状態が続いています。Mフレアの発生が続いています。 担当 篠原 太陽風は、高速の状態が続いています。 速度は、570km/秒から530km/秒へ少し下がっています。 磁場強度は、7nTで安定しています。 磁場の南北成分は、南寄りで変化する様になっています。 速度の高まりもあり、磁気圏の活動は強まっていて、 AE指数は、500〜1000nT程度の中規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールの最後の広がりが 太陽の中心線付近に達しています。 高速の太陽風は、もう5日程度続きそうです。 太陽は、西の端(右端)に達した4168黒点群で、 昨日の昼、10日11時半(世界時10日2時半)にM1.7、 深夜、11日0時(世界時10日15時)にM2.2、 そして、今朝、11日8時(世界時10日23時)にM1.7と、 中規模フレアが3回発生しています。 SDO衛星AIA131によるM2.2フレアの動画を掲載します。 このフレアでは、CME(コロナ質量放出)も発生していて、 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 太陽の右側へ飛び出す様子が観測されています。 横向きの噴出なので、地球への影響はありません。 4168群は、この後、太陽の向こう側へ進みます。 活発な状態が続いているので、 見えている間は注目して下さい。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の右側へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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