宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 8/14 10:08 更新 太陽風の速度は480km/秒へ下がり、やや高速の状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は600km/秒に高まりましたが、 昨日の午後から下がり始めて、夕方には500km/秒へ、 今日に入ると480km/秒に下がって、 やや高速の状態になっています。 コロナホールの広がりから、 高速風はもう少し続きそうだったのですが、 今日くらいで終わりになるのかもしれません。 太陽風の磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。 南北成分は、グラフの後半から南寄りで変化する様になっています。 磁気圏の活動もある程度強まっていて、 AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が次々に発生しています。 SDO衛星AIA193では、 北東側(左上)のコロナホールが良く見えるようになっています。 この領域は27日前の前周期にもあり、 27日周期の図を見ると、前回の高速太陽風は7月23日から始まっています。 今回だと、5日後の8月19日頃になりそうです。 注目して下さい。 太陽は、活動的だった領域が西の端(右端)の向こう側に進んだため、 X線グラフは変化が少なくなっています。 14日5時(世界時13日20時)に発生しているC4.3の小規模フレアは、 南西の端(右下)の向こう側で発生しています。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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