宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 8/10 10:58 更新 太陽風の速度は一旦下がり、再び570km/秒と高速になっています。 担当 篠原 550km/秒に高まった太陽風の速度は、 昨日のニュースの後に450km/秒へ下がりました。 今日に入る頃までこの状態が続き、 そこから再び高まって、 今朝以降は570km/秒と高速の状態に戻っています。 磁場強度は、15nTに強まった状態が続きましたが、 今日に入ると、速度と反対にこちらは低下して、 7nTと平均的な状態になっています。 不規則な変化になりましたが、 コロナホールの影響は続いている様です。 磁場の南北成分は、昨日のニュースの後に南向きに戻り、 -10nT前後の強い南向きが今日未明まで続きました。 磁気圏の活動も活発になって、 AE指数は1000nT程度の大きい変化が続いています。 その後は磁場は0nTを挟んで南北に変化する様になり、 磁場強度が下がったため、振れ幅も小さくなっています。 磁気圏の活動も小さくなって、 AE指数は小規模の変化が起きる程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南半球でコロナホールが大きく広がっています。 この後も6日くらい影響が続きそうです。 太陽は、西の端(右端)に近付いた 4168黒点群の活動が続いています。 C9.2、C6.1、M1.6、M1.7などの 小、中規模のフレアが発生しています。 その他の領域では目立った活動はなく、 4168群が太陽の向こう側に進むと、 太陽は穏やかになりそうです。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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