宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:58)
今日、M1.7の中規模フレアが発生しました。
また、M2.8の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/10 02:26 C3.8
01:33 M1.7
01:10 M1.6
00:48 C4.6
8/ 9 21:45 C4.1
20:37 C3.3
19:41 C6.1
16:40 C4.5
15:50 C9.2
15:26 C3.8
12:00 C5.3
11:19 C4.2
10:18 C3.0
07:13 C4.9
04:00 M1.0
03:07 C7.8
02:32 C6.8
01:42 C9.8
8/ 8 23:18 C8.1
17:33 C2.5
12:31 M2.8
09:28 C7.2
05:30 C8.5
03:15 C1.2

黒点  8/10 (NOAA)
磁場 フレア
4165 3 α ---
4168 11 βγ M3
4169 2 α ---
4171 1 α ---
4172 10 β C5
4173 3 β ---
4175 1 α ---
4176 1 α ---
4177 1 α ---
4178 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 567 +4.5
-2 h 575 -1.7
-4 h 569 +1.6
-6 h 545 -1.5
-8 h 500 -0.5
-10 h 463 -6.0
-12 h 456 -2.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -36 -/ -
-2 h -30 -/ -
-4 h -36 -/ -
-6 h -37 -/ -
-8 h -46 -/ -
-10 h -63 -/ -
-12 h -60 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
8/10 0.3 9x10^2
8/ 9 0.3 4x10^2
8/ 8 0.4 1x10^3
8/ 7 0.3 1x10^3
8/ 6 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 8/ 5 12:45 4168黒点群でMフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2025/ 8/ 6 13:23 M4.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2025/ 8/ 7 12:52 太陽風はやや低速になっています。太陽ではMフレアが続いています。
2025/ 8/ 8 12:49 太陽風の速度は下がり、低速です。コロナホールの影響が近付いています。
2025/ 8/ 9 07:57 太陽風の速度は550km/秒に高まっています。コロナホールの影響が始まった様です。
最新のニュース

2025/ 8/10 10:58 更新
太陽風の速度は一旦下がり、再び570km/秒と高速になっています。

担当 篠原

550km/秒に高まった太陽風の速度は、
昨日のニュースの後に450km/秒へ下がりました。
今日に入る頃までこの状態が続き、
そこから再び高まって、
今朝以降は570km/秒と高速の状態に戻っています。

磁場強度は、15nTに強まった状態が続きましたが、
今日に入ると、速度と反対にこちらは低下して、
7nTと平均的な状態になっています。

不規則な変化になりましたが、
コロナホールの影響は続いている様です。

磁場の南北成分は、昨日のニュースの後に南向きに戻り、
-10nT前後の強い南向きが今日未明まで続きました。
磁気圏の活動も活発になって、
AE指数は1000nT程度の大きい変化が続いています。

その後は磁場は0nTを挟んで南北に変化する様になり、
磁場強度が下がったため、振れ幅も小さくなっています。
磁気圏の活動も小さくなって、
AE指数は小規模の変化が起きる程度です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の南半球でコロナホールが大きく広がっています。
この後も6日くらい影響が続きそうです。


太陽は、西の端(右端)に近付いた
4168黒点群の活動が続いています。
C9.2、C6.1、M1.6、M1.7などの
小、中規模のフレアが発生しています。

その他の領域では目立った活動はなく、
4168群が太陽の向こう側に進むと、
太陽は穏やかになりそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。