宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 8/ 8 12:49 更新 太陽風の速度は下がり、低速です。コロナホールの影響が近付いています。 担当 篠原 太陽風は、速度が380km/秒から340km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度は、4nTから2nTへ下がり、 今朝以降は次第に上昇して、現在は7nTと少し強まっています。 グラフでは、磁場の強まりの前に 太陽風磁場の大まかな方向が「T」から「A」へ切り替わっています。 この切り替わりと関係する変化かもしれません。 磁場の南北成分は、0nT付近か北寄りの傾向です。 速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化が見られません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南半球のコロナホールは、南西側(右下)にだいぶ進んでいます。 明日くらいから太陽風の速度が高まりそうです。 磁気圏活動の高まりにも注目して下さい。 太陽は、昨夜、7日19時半(世界時7日10時半)に、 西側(右側)の4168黒点群で、M3.9の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 4168群は、その後も、C6.5、C8.5、C7.2と 小規模フレアの発生が続いています。 引き続き注目してください。 ![]() 4168黒点群で発生した、M3.9の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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