宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:49)
今日、C8.5の小規模フレアが発生しました。
また、M4.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 8 12:31 C2.8
09:28 C7.2
05:30 C8.5
03:15 C1.2
8/ 7 23:37 C6.5
19:45 M3.9
18:51 C4.6
11:11 M2.2
10:18 C5.0
08:58 C3.9
05:54 C4.1
01:43 M1.0
00:54 C3.7
8/ 6 23:47 C2.9
22:22 C9.6
20:42 C8.5
19:38 C4.3
17:40 C2.5
16:37 C6.0
15:07 C5.3
12:58 C2.9
12:16 C3.0
05:44 C4.8
04:34 C4.5
02:07 C4.4
00:47 M4.4

黒点  8/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
4161 2 β ---
4165 8 β ---
4168 23 βγδ M4
4169 4 β C5
4170 4 β C3
4171 1 α ---
4172 12 βγ C5
4173 4 β ---
4174 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 339 +2.1
-2 h 335 +0.9
-4 h 335 +2.3
-6 h 336 +1.4
-8 h 355 -0.5
-10 h 350 +0.2
-12 h 364 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 26 -/ -
-2 h 20 -/ -
-4 h 12 -/ -
-6 h 11 -/ -
-8 h 13 -/ -
-10 h 13 -/ -
-12 h 14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
8/ 8 0.4 1x10^3
8/ 7 0.3 1x10^3
8/ 6 0.3 1x10^3
8/ 5 0.3 2x10^3
8/ 4 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 8/ 3 10:24 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は概ね静穏です。
2025/ 8/ 4 12:11 太陽風は高速になっています。7月の黒点相対数は 125.6 でした。
2025/ 8/ 5 12:45 4168黒点群でMフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2025/ 8/ 6 13:23 M4.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2025/ 8/ 7 12:52 太陽風はやや低速になっています。太陽ではMフレアが続いています。
最新のニュース

2025/ 8/ 8 12:49 更新
太陽風の速度は下がり、低速です。コロナホールの影響が近付いています。

担当 篠原

太陽風は、速度が380km/秒から340km/秒へ下がり、
低速になっています。

磁場強度は、4nTから2nTへ下がり、
今朝以降は次第に上昇して、現在は7nTと少し強まっています。
グラフでは、磁場の強まりの前に
太陽風磁場の大まかな方向が「T」から「A」へ切り替わっています。
この切り替わりと関係する変化かもしれません。

磁場の南北成分は、0nT付近か北寄りの傾向です。
速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかで、
AE指数はほとんど変化が見られません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球のコロナホールは、南西側(右下)にだいぶ進んでいます。
明日くらいから太陽風の速度が高まりそうです。
磁気圏活動の高まりにも注目して下さい。


太陽は、昨夜、7日19時半(世界時7日10時半)に、
西側(右側)の4168黒点群で、M3.9の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

4168群は、その後も、C6.5、C8.5、C7.2と
小規模フレアの発生が続いています。
引き続き注目してください。




4168黒点群で発生した、M3.9の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。