宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:10)
今日、C9.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/18 07:37 C3.6
04:09 C9.8
00:49 C6.6
3/17 17:11 C2.9
14:43 C6.3
14:24 C7.8
13:35 C1.7
07:27 C6.5
3/16 16:40 C4.2
13:35 C1.5
02:31 C4.1

黒点  3/18 (NOAA)
磁場 フレア
4018 1 α ---
4019 6 β C7
4020 1 α C2
4021 7 β C1
4022 6 β ---
4023 1 α ---
4025 12 βγ ---
4028 17 βγ C8
4030 1 α C2
4031 12 βγ C2
4033 2 α M1
4034 3 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 402 -5.3
-2 h 400 -4.9
-4 h 402 +0.0
-6 h 399 +3.5
-8 h 402 -3.1
-10 h 406 -3.2
-12 h 396 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -13 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
3/18 0.4 1x10^4
3/17 0.3 1x10^4
3/16 0.3 7x10^3
3/15 0.3 1x10^4
3/14 0.4 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 3/13 13:15 太陽風の速度が高まっています。太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が強まっています。
2025/ 3/14 12:28 高速の太陽風が続いています。磁場が南寄りのため、磁気圏の活動も続いています。
2025/ 3/15 10:00 太陽風は高速の風が続いています。磁気圏もある程度活動的です。
2025/ 3/16 09:51 太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏は穏やかになっています。
2025/ 3/17 13:46 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏はやや活動的です。
最新のニュース

2025/ 3/18 12:10 更新
太陽風は平均的な状態です。磁場が南向きに変化して、磁気圏が活動的になっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒と平均的な状態が続いています。
磁場強度は、5nTから7nTへ少し強まっています。

磁場の南北成分は、南北に変化していて、
-5nT程度の南向きの変化が度々発生しています。
磁気圏の活動もこれに対応する様に高まっていて、
AE指数では、500〜900nTの中規模の変化が
繰り返し発生しています。

SDO衛星AIA193では、
南西側(右下)のコロナホールは太陽の端に達しています。
今回は影響は来ないままでしょうか。
もうしばらく注目して下さい。


太陽は、17日15時(世界時17日6時)頃から、
太陽の上側へ広がるCME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
SDO衛星では、これに対応する変化は見つけられませんでした。
上に向かって飛び出しているので、地球への影響はなさそうです。

フレアは、18日1時(世界時17日16時)に、
北西(右上)の4019黒点群で、C6.6、C5.3の小規模フレア、
18日4時(世界時17日19時)に、
北東(左上)の4033群で、
C9.8、M1.0の小規模、中規模フレアが発生しています。
4033群のフレアの様子を、
GOES衛星SUVI 131の動画で紹介します。

可視光写真では、4033群の黒点はほとんど見えません。



太陽の上側へ飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


4033群で発生した、C9.8、M1.0の小規模、中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。