宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 3/18 12:10 更新 太陽風は平均的な状態です。磁場が南向きに変化して、磁気圏が活動的になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒と平均的な状態が続いています。 磁場強度は、5nTから7nTへ少し強まっています。 磁場の南北成分は、南北に変化していて、 -5nT程度の南向きの変化が度々発生しています。 磁気圏の活動もこれに対応する様に高まっていて、 AE指数では、500〜900nTの中規模の変化が 繰り返し発生しています。 SDO衛星AIA193では、 南西側(右下)のコロナホールは太陽の端に達しています。 今回は影響は来ないままでしょうか。 もうしばらく注目して下さい。 太陽は、17日15時(世界時17日6時)頃から、 太陽の上側へ広がるCME(コロナ質量放出)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 SDO衛星では、これに対応する変化は見つけられませんでした。 上に向かって飛び出しているので、地球への影響はなさそうです。 フレアは、18日1時(世界時17日16時)に、 北西(右上)の4019黒点群で、C6.6、C5.3の小規模フレア、 18日4時(世界時17日19時)に、 北東(左上)の4033群で、 C9.8、M1.0の小規模、中規模フレアが発生しています。 4033群のフレアの様子を、 GOES衛星SUVI 131の動画で紹介します。 可視光写真では、4033群の黒点はほとんど見えません。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 4033群で発生した、C9.8、M1.0の小規模、中規模フレア。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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