宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:58)
今日、M1.2の中規模フレアが発生しました。
また、M8.8の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 5 12:01 M1.2
10:05 C7.9
08:58 C5.9
06:08 C4.3
03:57 C3.9
2/ 4 23:45 C4.2
22:41 M1.1
21:47 M3.2
20:10 M4.7
19:29 C6.6
17:38 C6.0
17:22 C4.1
13:54 M1.2
12:35 C7.9
11:48 C8.5
10:39 M2.6
09:43 M1.2
08:50 C5.2
08:16 M1.4
06:25 C5.9
06:08 M1.4
05:39 C4.5
03:58 C8.4
03:30 M4.3
02:16 C9.4
01:47 C4.8
00:29 C6.5
2/ 3 22:11 M6.1
21:41 C7.2
20:41 C9.5
20:17 C7.1
19:57 C7.1
18:23 C8.7
18:03 M1.4
16:22 M2.5
14:39 M3.1
13:26 M1.1
12:35 M8.8
09:37 C7.9
08:11 M4.1
07:42 C7.5
05:42 C7.1
04:15 C8.2
01:15 C6.0
00:00 M2.7

黒点  2/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3974 2 β ---
3976 25 βγ C8
3977 22 βγ M1
3978 12 βγ C9
3981 20 βγδ M9
3982 3 β ---
3983 1 α ---
3984 15 βγ ---
3985 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 384 +3.0
-2 h 391 +0.3
-4 h 408 +2.5
-6 h 394 +1.0
-8 h 384 +1.3
-10 h 407 -2.2
-12 h 404 +2.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 2 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
2/ 5 0.3 4x10^2
2/ 4 0.3 3x10^2
2/ 3 0.3 2x10^3
2/ 2 0.3 4x10^2
2/ 1 0.2 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 1/31 13:20 低速の太陽風が続いています。高速太陽風の到来はまだです。
2025/ 2/ 1 11:41 太陽風は平均的な速度に上がっています。M6.7の中規模フレアが発生しました。
2025/ 2/ 2 10:08 高速の太陽風が到来して、現在は680km/秒に達しています。
2025/ 2/ 3 12:50 高速太陽風は続いていますが、速度は下がっています。Mクラスのフレアが続いています。
2025/ 2/ 4 13:40 太陽風は平均的な速度に戻りました。ニュージーランドのオーロラとアトラス彗星をどうぞ。
最新のニュース

2025/ 2/ 5 12:58 更新
太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。1月の黒点相対数は 137.0 でした。

担当 篠原

WDC-SILSO より、1月の黒点相対数月平均値は、
137.0 と発表されました。

1枚目の図を見ると、
2024年の黒点数の高まりと比べると、低い値に留まっています。
黒点数の長期変化としては、
下がり始めているのかもしれません。

引き続き推移に注目して下さい。



太陽風は、430km/秒から390km/秒へ速度が下がり気味です。
このまま低速の状態に変わるかもしれません。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。
磁気圏は基本的に穏やかで、
AE指数は小規模の変化が発生する程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
北東側(左上)にコロナホールが見えています。
5日後くらいから、
この領域の影響で太陽風の速度が高まるかもしれません。


太陽は、北西側(右上)に進んだ3977黒点群で、
M1.2、M3.2の通規模フレア、
中心部の3981群で、M4.7、M1.2の中規模フレア
などが発生しています。

フレアの発生は続いていますが、発生回数は減っています。
この後落ち着いて行くのでしょうか。

また、今朝、5日8時(世界時4日23時)頃に、
太陽の南西側(右下)でフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

コロナのガスは右下に向かっているので、
地球への影響はなさそうです。



太陽黒点相対数の長期変化。1月の黒点相対数は 137.0 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1月の太陽黒点の推移。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の南西側で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。