宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 2/ 1 11:41 更新 太陽風は平均的な速度に上がっています。M6.7の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 300km/秒台前半と低速だった太陽風の速度は、 今朝から少し高まり始め、一旦450km/秒に上がりましたが、 その後下がって、現在は400km/秒と平均的な状態です。 注目していた高速の太陽風はまだ到来していません。 太陽風の磁場強度は、 グラフの後半は15nT前後と強まった状態で推移しています。 磁場の南北成分は、グラフの中盤までは北寄りの傾向で、 磁気圏は基本的に穏やかでした。 しかし、太陽風のグラフの後半では、 磁場は南北にやや大きく変化する様になっています。 南向きの変化が続くと、磁気圏の活動が活発になりそうです。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールは北西側(右上)にだいぶ進んでいます。 広がりの大きさから空振りはなさそうですが、 太陽風がどの様に変化するか引き続き注目してください。 太陽は、北東(左上)の3978黒点群で、 昨夜、31日22時半にM6.7の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 このフレアに伴って、 CME(コロナ質量放出)が太陽の左上に飛び出しています。 噴出はあまり強いものではなく、 横向きに近いので地球への影響はないでしょう。 今朝、1日5時(世界時1月31日20時)には、 隣の3977群でM1.8の中規模フレアが発生しています。 北東側の3966、3967、3968群では、 この他にもCクラスの小規模フレアが活発に発生しています。 これから太陽の中心部に近付くこともあり、 この後の活動に注目して下さい。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の左上にCMEが飛び出しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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