宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
今日、M4.1の中規模フレアが発生しました。
また、M5.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 3 12:35 C7.8
09:37 C7.9
08:11 M4.1
07:42 C7.5
05:42 C7.1
04:15 C8.2
01:15 C6.0
00:00 M2.7
2/ 2 23:00 M5.1
22:15 C6.2
21:30 M1.4
20:55 C6.5
19:29 C8.0
19:05 M3.0
16:29 C3.0
2/ 1 22:14 M2.5
20:29 C4.0
17:41 C6.0
14:45 C3.1
10:39 C7.1
05:18 M1.8
02:44 C5.8
01:59 C5.4

黒点  2/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
3974 9 β ---
3976 21 βγ C6
3977 12 βγ M5
3978 10 βγ C4
3979 2 β ---
3980 1 α ---
3981 15 βγδ M4
3982 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 519 +8.0
-2 h 523 +7.8
-4 h 523 +8.3
-6 h 527 +7.8
-8 h 528 +7.2
-10 h 535 +2.5
-12 h 567 +2.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -29 -/ -
-10 h -33 -/ -
-12 h -33 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^1
2/ 3 0.3 2x10^3
2/ 2 0.3 4x10^2
2/ 1 0.2 1x10^2
1/31 0.3 2x10^2
1/30 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 1/29 11:53 太陽風は低速の風が続いています。磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も強まりました。
2025/ 1/30 13:03 低速の太陽風が続いています。コロナホールによる高速風が近づいています。
2025/ 1/31 13:20 低速の太陽風が続いています。高速太陽風の到来はまだです。
2025/ 2/ 1 11:41 太陽風は平均的な速度に上がっています。M6.7の中規模フレアが発生しました。
2025/ 2/ 2 10:08 高速の太陽風が到来して、現在は680km/秒に達しています。
最新のニュース

2025/ 2/ 3 12:50 更新
高速太陽風は続いていますが、速度は下がっています。Mクラスのフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨夜、2日20時(世界時2日11時)頃に600km/秒台を割り、
以降も次第に速度が下がって、
グラフの最後は500km/秒まで下がっています。
高速の状態は続いていますが、
このまま下がり続けて400km/秒台に戻るのか、
注目して下さい。

太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態から、
少しずつ上がっていって、最後は11nTに強まっています。
磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りでしたが、
途中から北向きに強まっています。

このため、磁気圏の活動も途中までは活発で、
AE指数は600〜1700nTと中〜大規模の変化が続いていましたが、
後半は変化がなくなっています。
現在の磁気圏は穏やかです。


太陽は、昨夜から中心部北側の領域で活動が強まって、
3981黒点群で、M3.0、M1.4、M2.7、M4.1、
3977群で、M5.1、M1.2などの中規模フレアと、
Cクラスの小規模フレアが発生しています。

SDO衛星AIA131の動画で、
昨夕から今日の昼にかけての活動の様子を紹介します。
左下の3981群と、右上の3977群で、フレアが次々に発生しています。
今のところ、CME(コロナ質量放出)は特に発生していない様です。

活動的な領域が太陽の中心部にあるので、
注目を続けて下さい。

一方、SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽の向こう側で発生したと思われるCMEが
2日15時(世界時2日6時)と3日6時(世界時2日21時)頃に
観測されています。
それぞれの動画を掲載します。




左下の3981黒点群と右上の3977黒点群で活発にフレアが発生しています。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の向こう側で発生したCME。その1。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の向こう側で発生したCME。その2。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。