宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College ![]() |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
![]() |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2025/ 1/31 13:20 更新 低速の太陽風が続いています。高速太陽風の到来はまだです。 担当 篠原 太陽風の速度は、300km/秒から350km/秒へ少し上がり、 すぐに320km/秒へ下がって、低速の状態が続いています。 磁場強度は、7〜15nTの間をゆっくり変化しています。 磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は一時的に300nTの小さい変化が起きている程度です。 注目しているコロナホールによる高速の太陽風は まだ到来していません。 この後の太陽風の変化に注目して下さい。 太陽は、北東側(左上)の3976黒点群で、 C8.1、C4.1、C4.3など、 Cクラスの小規模フレアの発生が続いています。 活動の規模が大きくなる様であれば、注目して下さい。 また、30日22時半(世界時30日13時半)頃に、 中心部から南東側(左下)に伸びる領域で、 フィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA193の動画を掲載します。 SOHO衛星LASCO C2、C3によると、 太陽の左下に向かってCME(コロナ質量放出)が広がっています。 フィラメント噴出の発生領域が太陽の中心に近いので、 CMEの一部は地球の方向に向かっているかもしれません。 その場合、太陽風に小規模の乱れが見られる可能性があります。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の左下にCMEが広がっています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
![]() |
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |