宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 2/ 2 10:08 更新 高速の太陽風が到来して、現在は680km/秒に達しています。 担当 篠原 昨日の午後から太陽風速度の上昇が始まり、 1日17時(世界時1日8時)に500km/秒を超えて高速の状態になり、 1日21時(世界時1日12時)には600km/秒に達して、 現在は680km/秒まで高まっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で、 太陽の北西側(右上)に進んでいるコロナホールの影響が 到来した様です。 一方、15nTに強まっていた太陽風の磁場強度は、 速度が高まるとともにゆっくりと低下して、 現在は4nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、南北に切り替わりながら変化していて、 磁気圏の活動も強まっています。 AE指数は、速度が高まってきた グラフの後半で変化が大きくなっていて、 800〜1300nTと中規模や大規模の変化が発生しています。 現在の太陽風は、速度は高まっていますが、 磁場強度の強まりは終わっています。 このため、磁気圏活動の規模は一段下がることになりそうです。 コロナホールは、全体が太陽の西側(右側)に進んでいます。 高速太陽風はどのくらい続くでしょうか。 注目して下さい。 太陽は、中心部北東側(左上)の 3977黒点群でM2.4の中規模フレア、 3976群でC6.0の小規模フレアなどが発生しています。 活発というほどの変化ではありませんが、 太陽の中心に近い位置にあるので、 CME(コロナ質量放出)を伴う活動が発生すると、 地球へ影響がやって来る可能性が高くなります。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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