宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:08)
昨日、M2.5の中規模フレアが、一昨日もM6.7の中規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 2 --- ---
2/ 1 22:14 M2.5
20:29 C4.0
17:41 C6.0
14:45 C3.1
10:39 C7.1
05:18 M1.8
02:44 C5.8
01:59 C5.4
1/31 22:41 M6.7
21:02 C3.4
20:26 C5.2
19:52 C4.8
18:51 C6.1
14:54 M1.0
14:20 C4.4
13:22 C3.3
12:13 C4.3
11:19 C2.9
09:30 C2.8
08:52 C3.8
06:28 C4.1

黒点  2/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
3974 9 β ---
3976 33 βγδ M1
3977 16 βγ M2
3978 6 βγ M7
3979 2 β ---
3980 5 β ---
3981 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 672 +1.1
-2 h 693 +0.0
-4 h 631 -1.6
-6 h 620 +2.8
-8 h 626 +1.3
-10 h 626 -1.0
-12 h 607 +2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -45 -/ -
-2 h -38 -/ -
-4 h -32 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -35 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
2/ 2 0.3 1x10^2
2/ 1 0.2 1x10^2
1/31 0.3 2x10^2
1/30 0.3 2x10^2
1/29 0.3 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 1/28 10:13 太陽風は低速の状態が続いています。大きいコロナホールが現れています。
2025/ 1/29 11:53 太陽風は低速の風が続いています。磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も強まりました。
2025/ 1/30 13:03 低速の太陽風が続いています。コロナホールによる高速風が近づいています。
2025/ 1/31 13:20 低速の太陽風が続いています。高速太陽風の到来はまだです。
2025/ 2/ 1 11:41 太陽風は平均的な速度に上がっています。M6.7の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2025/ 2/ 2 10:08 更新
高速の太陽風が到来して、現在は680km/秒に達しています。

担当 篠原

昨日の午後から太陽風速度の上昇が始まり、
1日17時(世界時1日8時)に500km/秒を超えて高速の状態になり、
1日21時(世界時1日12時)には600km/秒に達して、
現在は680km/秒まで高まっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で、
太陽の北西側(右上)に進んでいるコロナホールの影響が
到来した様です。

一方、15nTに強まっていた太陽風の磁場強度は、
速度が高まるとともにゆっくりと低下して、
現在は4nTと平均的な値に戻っています。

磁場の南北成分は、南北に切り替わりながら変化していて、
磁気圏の活動も強まっています。
AE指数は、速度が高まってきた
グラフの後半で変化が大きくなっていて、
800〜1300nTと中規模や大規模の変化が発生しています。

現在の太陽風は、速度は高まっていますが、
磁場強度の強まりは終わっています。
このため、磁気圏活動の規模は一段下がることになりそうです。

コロナホールは、全体が太陽の西側(右側)に進んでいます。
高速太陽風はどのくらい続くでしょうか。
注目して下さい。


太陽は、中心部北東側(左上)の
3977黒点群でM2.4の中規模フレア、
3976群でC6.0の小規模フレアなどが発生しています。

活発というほどの変化ではありませんが、
太陽の中心に近い位置にあるので、
CME(コロナ質量放出)を伴う活動が発生すると、
地球へ影響がやって来る可能性が高くなります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。