宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 1/28 10:13 更新 太陽風は低速の状態が続いています。大きいコロナホールが現れています。 担当 篠原 太陽風の速度は、280〜300km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は、昨日の夕方くらいに4nTから9nTに強まる変化が到来し、 現在も5〜8nTで上下する状態が続いています。 磁場の強まりとともに、南北成分が大きく南向きに強まり、 -8nTに達する変化が発生し、 現在も-5nT程度の変化が起きています。 これにより磁気圏の活動が強まって、 AE指数は、1000nTに達する大きい変化が発生しています。 その後は、速度が下がっている影響か、 AE指数の変化は小さい規模に留まっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の北東側(左上)にコロナホールが大きく広がっていて、 先頭(左端)は太陽の中心線に達しています。 この領域から吹き出している速度の高い太陽風が、 3〜4日後くらいから地球に到来する可能性があります。 27日周期の図を見ると、 1月4日から速度の高まりが始まっています。 この変化の回帰になりそうです。 注目して下さい。 太陽は、昨夕、27日17時(世界時27日8時)に、 北東の端の少し向こう側で、 M2.6の中規模フレアが発生しました。 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 この北東の端には、 現在は3976、3977と2つの黒点群が現れています。 この後の活動に注目して下さい。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1~0.8 nm、青・紫 = 0.05~0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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