宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:14)
今日、C5.5の小規模フレアが発生しました。
また、M2.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/26 06:17 C4.3
03:14 C4.0
02:07 C5.5
1/25 16:26 C5.8
12:41 C3.4
12:16 C4.7
11:43 C3.7
09:11 C6.6
05:52 M2.7
02:21 C5.1
01:14 C8.8
1/24 22:48 C6.3
20:21 C5.8
13:06 C4.4
05:18 C3.7
01:30 C8.0

黒点  1/26 (NOAA)
磁場 フレア
3961 15 βγ M3
3962 2 α C2
3965 3 β ---
3967 4 β C9
3969 6 β ---
3971 13 βγ C4
3972 6 β ---
3973 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:06 371 +0.3
-2 h 366 +0.9
-4 h 374 -0.8
-6 h 375 +0.9
-8 h 376 +1.2
-10 h 384 -0.5
-12 h 385 -0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 2 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^2
1/26 0.3 1x10^3
1/25 0.3 2x10^3
1/24 0.3 4x10^3
1/23 0.4 3x10^3
1/22 0.2 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 1/21 12:36 太陽風の速度が650km/秒に高まっています。現在の磁気圏は穏やかです。
2025/ 1/22 11:41 M3.3の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが到来する可能性があります。
2025/ 1/23 12:43 太陽風は平均的な速度に戻っています。
2025/ 1/24 12:11 太陽風は平均的な状態です。今夜以降、太陽風の乱れが到来する可能性があります。
2025/ 1/25 15:06 太陽風は平均的な速度で、乱れは到来していません。
最新のニュース

2025/ 1/26 10:14 更新
太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。フィラメント噴出が発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は次第に低下して、
370km/秒と低速の風に変わっています。
磁場強度も、3〜4nTとやや弱くなっています。
CME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、来なかった様です。

磁気圏は穏やかに推移しています。
AE指数は、小規模の変化が1回起きている程度です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の北東側(左上)にコロナホールが見えています。
6〜7日後くらいから、
この領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。


太陽は、南西の端(右下)の3961黒点群で、
C5.8、C5.4の小規模フレアが発生しています。
この領域は、この後太陽の向こう側に進みます。

つい先ほど、26日9時(世界時26日0時)頃に、
南東側(左下)でフィラメント噴出が発生しました。
SDO衛星AIA193の動画を掲載します。

この後、CMEはどの様な広がりになるでしょうか。
この動画では斜めに飛び出している様ですが、
地球への影響の可能性など注目して下さい。



太陽の南東側でフィラメント噴出が発生しました。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。