宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:06)
今日、M2.7の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/25 12:41 C3.4
12:16 C4.7
11:43 C3.7
09:11 C6.6
05:52 M2.7
02:21 C5.1
01:14 C8.8
1/24 22:48 C6.3
20:21 C5.8
13:06 C4.4
05:18 C3.7
01:30 C8.0
1/23 23:32 C3.8
22:37 C3.7
21:20 C4.5
18:48 C3.3
10:56 C9.1
10:18 C4.2
09:43 C3.1
04:27 C4.3

黒点  1/25 (NOAA)
磁場 フレア
3959 2 α C3
3961 15 βγ M3
3962 2 α C3
3965 3 α C4
3967 4 β C9
3969 6 β C5
3971 13 βγ C4
3972 6 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:56 398 +1.9
-2 h 399 +2.7
-4 h 413 +1.5
-6 h 450 +1.8
-8 h 432 -1.3
-10 h 438 +1.6
-12 h 450 +0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -14 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
1/25 0.3 2x10^3
1/24 0.3 4x10^3
1/23 0.4 3x10^3
1/22 0.2 2x10^3
1/21 0.2 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 1/20 11:59 太陽風は高速になっています。磁気圏の活動も活発です。
2025/ 1/21 12:36 太陽風の速度が650km/秒に高まっています。現在の磁気圏は穏やかです。
2025/ 1/22 11:41 M3.3の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが到来する可能性があります。
2025/ 1/23 12:43 太陽風は平均的な速度に戻っています。
2025/ 1/24 12:11 太陽風は平均的な状態です。今夜以降、太陽風の乱れが到来する可能性があります。
最新のニュース

2025/ 1/25 15:06 更新
太陽風は平均的な速度で、乱れは到来していません。

担当 篠原

太陽風は、速度が460km/秒から390km/秒へ下がり、
磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。

太陽風の乱れは来ていません。
到来が遅れているのか、目立つ程の変化は来ていないのか、
もうしばらく変化に注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、北寄りになっています。
磁気圏は穏やかで、AE指数は小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、中心部にコロナホールは見えていません。
CMEの乱れが来なければ、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽では、昨夜、24日21時(世界時24日12時)に、
南東の端(左下)の向こう側でフレアが発生し、
GOES衛星でC9.8の規模のフレアが観測されています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

このフレアに伴って、
CME(コロナ質量放出)が太陽の左下に飛び出しています。
この噴出の様子だと、
ある程度規模の大きいフレアだったのではないでしょうか。
この後、活動的な領域が姿を現すかもしれません。

太陽のこちら側では、今朝、25日6時(世界時24日21時)に
南西の端近く(右下)3961黒点群で、
M2.7の中規模フレアが発生しています。




太陽の南東の端の向こう側で発生したフレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左下へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。