宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:11)
今日、C8.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.3の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/24 05:18 C3.7
01:30 C8.0
1/23 23:32 C3.8
22:37 C3.7
21:20 C4.5
18:48 C3.3
10:56 C9.1
10:18 C4.2
09:43 C3.1
04:27 C4.3
1/22 23:42 C4.3
22:23 C3.9
19:23 M1.3
14:50 C7.2
04:43 C3.4

黒点  1/24 (NOAA)
磁場 フレア
3959 4 α C3
3961 27 βγ M1
3962 3 α C3
3965 3 β C4
3967 6 β C4
3969 14 β C5
3970 1 α ---
3971 11 βγ ---
3972 10 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 468 -1.2
-2 h 463 +3.3
-4 h 441 +1.8
-6 h 455 -2.1
-8 h 462 -2.2
-10 h 445 -3.2
-12 h 439 -2.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -5 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
1/24 0.3 4x10^3
1/23 0.4 3x10^3
1/22 0.2 2x10^3
1/21 0.2 2x10^3
1/20 0.2 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 1/19 15:26 太陽風はやや高速です。太陽のフレアは落ち着いています。
2025/ 1/20 11:59 太陽風は高速になっています。磁気圏の活動も活発です。
2025/ 1/21 12:36 太陽風の速度が650km/秒に高まっています。現在の磁気圏は穏やかです。
2025/ 1/22 11:41 M3.3の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが到来する可能性があります。
2025/ 1/23 12:43 太陽風は平均的な速度に戻っています。
最新のニュース

2025/ 1/24 12:11 更新
太陽風は平均的な状態です。今夜以降、太陽風の乱れが到来する可能性があります。

担当 篠原

STEREO Ahead衛星のHI1カメラによるアトラス彗星について、
1月21日の記事に続く形で、
1月18日から21日までの動画を紹介します。

彗星の頭部は20日に画面の外に出ていますが、
その後も、雄大な尾が美しく広がって見えています。
動画が21日までなのは、
以降の画像は高画質版がまだ掲載されていないからです。
彗星が出て行ったため撮影回数を減らしている様ですが、
機会があれば続きを紹介したいと思います。


昨日のニュースでお知らせした、
22日夜のM1.3中規模フレアに伴って発生した
CME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れについて、
明日の夕方、25日17時(世界時25日8時)頃に
地球に到来する可能性があると、
NOAA/SWPCの太陽風予報が発表されています。

この予報によると、もうひとつ前の21日夜のCMEの乱れは、
25日1時(世界時24日16時)の到来と少し遅くなっています。
今夜以降、変化に注目して下さい。


現在の太陽風は、速度が460km/秒と少し上がっていますが、
平均的な状態です。
磁場強度も、5nTと平均的な値で推移しています。

磁場の南北成分は、
グラフの中盤で -5nTと南向きにやや強まっています。
この影響で磁気圏の活動が強まり、
AE指数は1200nTに達する大きい変化が発生しています。
その後は磁場は北寄りになり、磁気圏は穏やかになっています。


太陽は、南西(右下)の3961黒点群でC8.0、
中心部の3969群でC4.5が2回、
などの小規模フレアが発生しています。

SDO衛星AIA131の動画を見ると、
小さい活動があちこちで発生していて、
やや活発な印象があります。




STEREO Ahead衛星による1月18〜21日のアトラス彗星。
(c) STEREO Ahead衛星HI1 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2つの太陽風の乱れが地球に到来する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。