宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College ![]() |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
![]() |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2025/ 1/21 12:36 更新 太陽風の速度が650km/秒に高まっています。現在の磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 17日のニュースで、 STEREO Ahead衛星のHI1カメラによるアトラス彗星を紹介しましたが、 その後もアトラス彗星は見事な姿を見せていました。 ファイルサイズが大きくなりますが、1月14〜18日の動画を掲載します。 現在のアトラス彗星については、 spaceweather.comで南半球からの観測が紹介されています。 太陽風は、速度が530km/秒から650km/秒に高まって、 更に高速の風になっています。 磁場強度は、8nTから5nTに下がって平均的な状態です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは南西の端近く(右下)まで進んでいますが、 速度はより高まる変化になっています。 この後、高速の状態がいつまで続くか、注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 変化が次第に小さくなっています。 磁気圏の活動もこれとともに次第に小さくなっていて、 AE指数の変化は、初めは1000nTの大きい変化が発生していますが、 その後は500nTに下がり、最後は変化が見られなくなっています。 太陽は、南西の端に達した3968黒点群で、 C5.0、C4.3、C6.3等の小規模フレアが発生しています。 その他の領域ではC2〜3の小さいフレアが起きている程度で、 3968群が沈んだ後は、穏やかに推移しそうです。
(c) STEREO Ahead衛星HI1 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
![]() |
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |