宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:36)
今日、C3.6の小規模フレアが発生しました。
また、M2.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/21 11:13 C3.6
07:24 C3.5
1/20 22:10 C6.3
20:15 C4.3
17:19 C5.0
09:16 C4.3
08:26 C3.4
06:03 C5.1
02:02 C8.2
1/19 23:08 C4.9
16:26 C2.8
14:39 C3.4
12:28 M2.4
12:11 C2.7
08:31 C3.2
04:39 C2.8
00:47 C6.9

黒点  1/21 (NOAA)
磁場 フレア
3959 12 β C8
3961 70 βγδ C5
3962 20 βγ ---
3964 15 βγδ M2
3965 6 β C3
3967 5 β ---
3968 11 βδ C6
3969 25 βγ ---
3970 6 β ---
3971 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 626 -0.5
-2 h 644 +0.2
-4 h 651 -0.7
-6 h 627 +0.3
-8 h 626 +2.4
-10 h 609 +2.1
-12 h 601 +2.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -11 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -35 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
1/21 0.2 2x10^3
1/20 0.2 3x10^3
1/19 0.2 1x10^3
1/18 0.2 1x10^3
1/17 0.2 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 1/16 12:51 太陽風は高速になり、磁気圏の活動も高まっています。アトラス彗星はLASCO C3を通り過ぎました。
2025/ 1/17 12:25 太陽風は平均的な速度に下がっています。M1.3の中規模フレアが発生しました。
2025/ 1/18 13:55 Mクラスの中規模フレアの発生が続いています。太陽風は高速になっています。
2025/ 1/19 15:26 太陽風はやや高速です。太陽のフレアは落ち着いています。
2025/ 1/20 11:59 太陽風は高速になっています。磁気圏の活動も活発です。
最新のニュース

2025/ 1/21 12:36 更新
太陽風の速度が650km/秒に高まっています。現在の磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

17日のニュースで、
STEREO Ahead衛星のHI1カメラによるアトラス彗星を紹介しましたが、
その後もアトラス彗星は見事な姿を見せていました。
ファイルサイズが大きくなりますが、1月14〜18日の動画を掲載します。
現在のアトラス彗星については、
spaceweather.comで南半球からの観測が紹介されています。


太陽風は、速度が530km/秒から650km/秒に高まって、
更に高速の風になっています。
磁場強度は、8nTから5nTに下がって平均的な状態です。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは南西の端近く(右下)まで進んでいますが、
速度はより高まる変化になっています。
この後、高速の状態がいつまで続くか、注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、
変化が次第に小さくなっています。
磁気圏の活動もこれとともに次第に小さくなっていて、
AE指数の変化は、初めは1000nTの大きい変化が発生していますが、
その後は500nTに下がり、最後は変化が見られなくなっています。


太陽は、南西の端に達した3968黒点群で、
C5.0、C4.3、C6.3等の小規模フレアが発生しています。

その他の領域ではC2〜3の小さいフレアが起きている程度で、
3968群が沈んだ後は、穏やかに推移しそうです。



STEREO Ahead衛星による1月14〜18日のアトラス彗星。
(c) STEREO Ahead衛星HI1 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。