宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/11/15 12:26 更新 太陽風はやや低速です。南向き磁場の影響で磁気圏の活動が強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 グラフがやや乱れていて読み取りにくいですが、 370km/秒程度とやや低速の状態で推移しています。 コロナホールの影響に注目していましたが、 速度の高まりは到来していません。 磁場強度は、グラフの初めで14nTに強まり、 その後、次第に低下していますが、 現在も9nTと強まった状態です。 磁場の南北成分は、 -5〜 -10nTと南向きに強まった状態が長く続いています。 速度が低速のため影響は限定的ですが、 磁気圏の活動はある程度強まった状態が続き、 AE指数は、300〜700nTと 小規模から中規模程度の変化が続いています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中心部に小さめのコロナホールが見えています。 こちらの影響はどうなるでしょうか。 3日後くらいに注目して下さい。 太陽は、フレアの発生が減り、穏やかになっています。 目立った変化は、 15日10時半(世界時15日1時半)に、 南東(左下)の3893黒点群で発生した、 M1.1の中規模フレアくらいです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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