宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/11/12 12:33 更新 太陽風は平均的な状態です。コロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTと、 どちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 グラフの前半では-5nT程度の変化も発生していて、 磁気圏の活動はある程度高まり、 AE指数は1000nTに達する大きい変化も発生しています。 グラフの後半では、磁場の南向きの変化は小さくなっていて、 AE指数の変化も少なくなっています。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが、太陽の北西側(右上)に進んでいます。 1〜2日後くらいから太陽風の速度が高まる可能性があります。 どの様な変化がやって来るか注目して下さい。 太陽は、中心部南側の3889黒点群で、 11日14時(世界時11日5時)に、 M1.1とM1.4の中規模フレアが発生しています。 しかし、その後はフレアの発生は少なくなっています。 一方、昨夜、11日23時(世界時11日14時)頃に、 太陽の南側でフィラメント噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 この噴出により、CME(コロナ質量放出)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 太陽の下に向かって広がっているので、 地球への影響はないでしょう。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) CMEが太陽の下側に広がっています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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