宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:33)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
また、M9.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/12 10:20 C2.7
11/11 23:19 C4.4
14:11 M1.4
12:58 C7.9
07:32 C8.4
05:12 M4.9
00:52 C6.7
00:26 C5.3
11/10 23:21 C5.7
20:56 M9.4
15:56 C3.9
13:39 C4.0
10:13 C4.3
09:07 M4.2
05:45 M1.2
04:32 C5.4
00:54 C3.7

黒点 11/12 (NOAA)
磁場 フレア
3879 1 α ---
3883 7 βγ ---
3884 3 β C6
3886 12 β ---
3889 25 βγδ M9
3890 5 β C4
3891 3 β ---
3892 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 393 -1.9
-2 h 397 -1.1
-4 h 386 -0.4
-6 h 389 -0.6
-8 h 404 +2.2
-10 h 402 +0.4
-12 h 407 -2.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -17 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -29 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
11/12 0.2 9x10^2
11/11 0.2 4x10^2
11/10 0.2 1x10^2
11/ 9 0.2 2x10^2
11/ 8 0.2 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/11/ 7 12:33 X2.3の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2024/11/ 8 12:28 太陽風は低速になっています。Mフレアが頻繁に発生しています。
2024/11/ 9 13:58 太陽風の磁場が強まり、磁気圏の活動がやや高まっています。
2024/11/10 13:14 太陽風磁場の南寄りが続き、磁気圏の活動が続いています。
2024/11/11 12:46 太陽風は平均的な速度が続いています。M9.4の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2024/11/12 12:33 更新
太陽風は平均的な状態です。コロナホールの影響が始まりそうです。

担当 篠原

太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTと、
どちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。
グラフの前半では-5nT程度の変化も発生していて、
磁気圏の活動はある程度高まり、
AE指数は1000nTに達する大きい変化も発生しています。

グラフの後半では、磁場の南向きの変化は小さくなっていて、
AE指数の変化も少なくなっています。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールが、太陽の北西側(右上)に進んでいます。
1〜2日後くらいから太陽風の速度が高まる可能性があります。
どの様な変化がやって来るか注目して下さい。


太陽は、中心部南側の3889黒点群で、
11日14時(世界時11日5時)に、
M1.1とM1.4の中規模フレアが発生しています。

しかし、その後はフレアの発生は少なくなっています。

一方、昨夜、11日23時(世界時11日14時)頃に、
太陽の南側でフィラメント噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

この噴出により、CME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
太陽の下に向かって広がっているので、
地球への影響はないでしょう。



太陽の南側で発生したフィラメント噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


CMEが太陽の下側に広がっています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。