宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/11/13 12:45 更新 太陽風は低速になっています。コロナホールの影響は始まるでしょうか。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から330km/秒へ次第に低下し、 低速の風に変わっています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 速度が下がっているため、磁気圏への影響は限定的で、 AE指数は、200〜300nTの小規模の変化が発生する程度です。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが西側にだいぶ進んでいます。 これから、この領域の影響で太陽風の速度が高まるかもしれません。 太陽風の変化に注目して下さい。 太陽は、中心部南側(下側)の3889黒点群で、 今朝、13日9時(世界時13日0時)に M1.0の中規模フレアが発生しています。 3889群では、この他にも小さいフレアが頻繁に発生しています。 この後も活動が続くでしょうか。 また、昨夜、12日21時(世界時12日12時)頃に、 北西の端(右上)でプロミネンス噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 この噴出により、 CME(コロナ質量放出)が太陽の右上に広がっています。 横向きの噴出になっているので、地球への影響はありませんが、 発生が1週間ほど早ければ、 太陽風の乱れは地球に来ていたかもしれません。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右上に広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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