宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:45)
今日、M1.0の中規模フレアが発生しました。
また、M4.9の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/13 09:03 M1.0
11/12 22:04 C8.2
20:11 C4.1
16:42 C4.2
13:31 C2.8
10:20 C2.7
11/11 23:19 C4.4
14:11 M1.4
12:58 C7.9
07:32 C8.4
05:12 M4.9
00:52 C6.7
00:26 C5.3

黒点 11/13 (NOAA)
磁場 フレア
3883 4 β ---
3884 1 α C4
3886 2 β ---
3889 30 βγδ M5
3890 3 β C2
3891 1 α ---
3892 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 336 +0.7
-2 h 339 -1.9
-4 h 340 -2.9
-6 h 350 -3.1
-8 h 357 -0.6
-10 h 355 -1.7
-12 h 365 -2.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
11/13 0.2 5x10^2
11/12 0.2 9x10^2
11/11 0.2 4x10^2
11/10 0.2 1x10^2
11/ 9 0.2 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/11/ 8 12:28 太陽風は低速になっています。Mフレアが頻繁に発生しています。
2024/11/ 9 13:58 太陽風の磁場が強まり、磁気圏の活動がやや高まっています。
2024/11/10 13:14 太陽風磁場の南寄りが続き、磁気圏の活動が続いています。
2024/11/11 12:46 太陽風は平均的な速度が続いています。M9.4の中規模フレアが発生しました。
2024/11/12 12:33 太陽風は平均的な状態です。コロナホールの影響が始まりそうです。
最新のニュース

2024/11/13 12:45 更新
太陽風は低速になっています。コロナホールの影響は始まるでしょうか。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒から330km/秒へ次第に低下し、
低速の風に変わっています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。
速度が下がっているため、磁気圏への影響は限定的で、
AE指数は、200〜300nTの小規模の変化が発生する程度です。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールが西側にだいぶ進んでいます。
これから、この領域の影響で太陽風の速度が高まるかもしれません。
太陽風の変化に注目して下さい。


太陽は、中心部南側(下側)の3889黒点群で、
今朝、13日9時(世界時13日0時)に
M1.0の中規模フレアが発生しています。

3889群では、この他にも小さいフレアが頻繁に発生しています。
この後も活動が続くでしょうか。

また、昨夜、12日21時(世界時12日12時)頃に、
北西の端(右上)でプロミネンス噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

この噴出により、
CME(コロナ質量放出)が太陽の右上に広がっています。
横向きの噴出になっているので、地球への影響はありませんが、
発生が1週間ほど早ければ、
太陽風の乱れは地球に来ていたかもしれません。



北西の端で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右上に広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。