宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/11/11 12:46 更新 太陽風は平均的な速度が続いています。M9.4の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒付近の平均的な速度が続いています。 磁場強度は、10nT程度の強まりが終わり、 グラフの後半では7nTに少し下がっています。 磁場の強まりは終わりそうです。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 特にグラフの中盤では、-8nT程度と南向きに強まっています。 磁気圏の活動もこの頃に強まって、 AE指数は1200nTに達する大きい変化が2回発生しています。 現在は磁場の南向きの変化は小さくなり、 磁気圏の変化も小規模になっています。 SDO衛星AIA193では、 北半球側に東西に伸びるコロナホールが見えています。 2〜3日後くらいから太陽風が強まりそうです。 注目して下さい。 太陽は、南東(左下)の3889黒点群で、 昨夜、10日21時(世界時10日12時)にM9.4、 今朝、11日5時(世界時10日20時)にM4.9の 中規模フレアが発生しています。 M9.4フレアの動画を、SDO衛星AIA131と304で紹介します。 赤い写真のAIA304では、コロナのガスの噴出も見えています。 小規模ですが、CME(コロナ質量放出)が 太陽の左寄りに飛び出しています。 3889群はこれから太陽の中心部に達します。 引き続き活動に注目してください。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) M9.4の中規模フレアでは、コロナの噴出も見えています。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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