宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:28)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
また、X2.3の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 8 11:54 M1.5
11:19 C6.2
10:01 C6.1
09:18 C5.4
08:43 C3.8
06:30 C6.7
05:00 C4.4
03:21 C4.7
11/ 7 23:51 M2.3
20:53 M1.4
20:14 C5.6
19:48 C4.7
18:06 C4.6
16:47 M2.7
16:19 M1.6
13:56 C7.6
12:54 M2.5
11:58 C4.4
11:05 C7.5
10:16 M2.5
08:45 M1.6
08:24 M1.2
07:45 M1.1
07:21 C5.5
05:39 M1.3
04:59 C7.1
03:29 M1.1
02:38 M1.0
02:12 M1.2
00:50 M1.7
11/ 6 23:27 M5.3
23:11 M2.8
22:29 X2.3
21:48 M1.2
21:27 C7.1
20:48 M1.6
20:27 C7.4
17:45 M5.8
16:48 M2.9
15:56 C7.5
15:22 C6.7
12:58 C7.9
12:01 M1.2
11:31 M1.1
10:22 C6.0
07:32 C9.6
04:21 C6.8
00:09 M4.1

黒点 11/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
3878 3 α ---
3879 3 β ---
3881 4 β ---
3883 23 βγδ X2
3884 1 α ---
3886 36 βγδ C5
3887 4 β M6
3889 10 βδ M5

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 355 +1.2
-2 h 358 +2.4
-4 h 373 -1.6
-6 h 383 -2.2
-8 h 399 -3.3
-10 h 419 -2.6
-12 h 418 -1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -17 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h 17 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
11/ 8 0.2 1x10^3
11/ 7 0.2 3x10^2
11/ 6 0.2 3x10^2
11/ 5 0.6 2x10^2
11/ 4 1.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/11/ 3 13:59 太陽風は平均的な速度が続いています。
2024/11/ 4 12:39 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動がやや強まっています。
2024/11/ 5 12:30 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。10月の黒点相対数は 166.4 でした。
2024/11/ 6 12:04 太陽風は平均的な状態です。3883群の活動がやや高まっています。
2024/11/ 7 12:33 X2.3の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2024/11/ 8 12:28 更新
太陽風は低速になっています。Mフレアが頻繁に発生しています。

担当 篠原

太陽風は、昨夜遅く、7日23時半(世界時7日14時半)頃に、
小規模の乱れが到来して、
速度が380km/秒から420km/秒へ、小幅ですが急に高まっています。
磁場強度は、少し遅れて8nTへ少し強まる変化が発生しています。

4日のニュースでお知らせした、
M1.5、M3.8の中規模フレアの時のCME(コロナ質量放出)の乱れが、
地球にもやって来た様です。

変化は小さく、速度はすぐに下がって、
現在は350km/秒と低速になっています。
磁場強度も、3nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、
この乱れまでは南寄りで推移しています。
磁気圏の活動もある程度強まって、
AE指数は、500〜700nTの中規模の変化が発生しました。

グラフの最後で磁場は北寄りに傾向が変わり、
現在の磁気圏は穏やかになっています。

SDO衛星AIA193では、南北のコロナホールが西側に進んでいます。
これらの影響で、太陽風の速度が高まる可能性があります。
今後の変化に注目して下さい。


太陽は、中心部の3883黒点群と、
南東の端近く(左下)の3889群の活動が目立ち、
M1〜2の中規模フレアが何度も発生しています。
今後、規模が大きくなるかどうか注目して下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。