宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/11/ 8 12:28 更新 太陽風は低速になっています。Mフレアが頻繁に発生しています。 担当 篠原 太陽風は、昨夜遅く、7日23時半(世界時7日14時半)頃に、 小規模の乱れが到来して、 速度が380km/秒から420km/秒へ、小幅ですが急に高まっています。 磁場強度は、少し遅れて8nTへ少し強まる変化が発生しています。 4日のニュースでお知らせした、 M1.5、M3.8の中規模フレアの時のCME(コロナ質量放出)の乱れが、 地球にもやって来た様です。 変化は小さく、速度はすぐに下がって、 現在は350km/秒と低速になっています。 磁場強度も、3nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、 この乱れまでは南寄りで推移しています。 磁気圏の活動もある程度強まって、 AE指数は、500〜700nTの中規模の変化が発生しました。 グラフの最後で磁場は北寄りに傾向が変わり、 現在の磁気圏は穏やかになっています。 SDO衛星AIA193では、南北のコロナホールが西側に進んでいます。 これらの影響で、太陽風の速度が高まる可能性があります。 今後の変化に注目して下さい。 太陽は、中心部の3883黒点群と、 南東の端近く(左下)の3889群の活動が目立ち、 M1〜2の中規模フレアが何度も発生しています。 今後、規模が大きくなるかどうか注目して下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |