宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/11/ 7 12:33 更新 X2.3の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 昨夜遅く、6日22時半(世界時6日13時半)に、 太陽の中心部南側の3883黒点群で、 X2.3の大規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 3883群の活動の高まりは、 昨日のニュースでも紹介しましたが、 その後、M2.9、M1.5と中規模フレアが続き、 Xフレアの発生になりました。 SOHO衛星の動画を参照すると、 このフレアで、目立つ規模のCME(コロナ質量放出)は 発生していません。 また、南東の端に新しく現れた黒点群も、 M5.3、M2.5など、中規模フレアを次々に起こしています。 こちらの活動にも注目して下さい。 太陽風は、速度が450km/秒から400km/秒に少し下がっています。 平均的な状態です。 磁場強度は、4〜5nT程度で推移しています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りから、0nT付近になり、 磁気圏の活動は、AE指数を見ると、 グラフの途中までは500nT程度の変化が続いていますが、 以降は変化が少なくなっています。 太陽風のグラフの最後で磁場は南向きに変化していますが、 この後の傾向はどの様になるでしょうか。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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