宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
今日、M5.5の中規模フレアが発生しました。
また、M3.8の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 5 10:16 C7.8
04:28 C4.7
00:26 M5.5
00:03 M1.3
11/ 4 23:07 M1.1
21:37 C5.8
20:48 C6.7
19:53 C9.5
19:07 M1.6
18:22 C6.4
17:30 M1.2
16:03 M1.3
15:33 C7.8
13:46 C7.1
13:31 M1.4
13:09 M1.0
12:39 M1.1
10:18 M3.8
09:43 M1.5
08:22 C6.9
05:19 C8.9
02:42 M1.3
00:14 M1.4
11/ 3 22:26 C7.6
21:42 C6.3
21:11 C5.8
17:30 M1.1
17:06 C5.3
16:30 C5.1
15:28 C8.1
14:24 C5.0
12:37 C7.2
12:07 M1.1
04:13 C5.1

黒点 11/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3869 10 βγ M1
3872 5 β ---
3873 1 α ---
3878 15 β M1
3879 1 α ---
3881 10 βγ C8
3883 30 γδ M6
3884 2 β ---
3885 5 β C5
3886 12 βγ M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 444 +3.9
-2 h 438 +1.8
-4 h 454 +3.6
-6 h 449 +0.9
-8 h 451 +1.6
-10 h 438 +1.0
-12 h 440 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -20 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
11/ 5 0.6 2x10^2
11/ 4 1.4 4x10^2
11/ 3 3.5 3x10^2
11/ 2 6.8 3x10^2
11/ 1 19.0 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/10/31 13:30 高速の太陽風が続いています。磁気圏は穏やかになっています。
2024/11/ 1 12:26 X2.0の大規模フレアが発生しました。高速太陽風は終わろうとしています。
2024/11/ 2 13:24 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。
2024/11/ 3 13:59 太陽風は平均的な速度が続いています。
2024/11/ 4 12:39 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動がやや強まっています。
最新のニュース

2024/11/ 5 12:30 更新
太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。10月の黒点相対数は 166.4 でした。

担当 篠原

WDC-SILSO より、10月の黒点相対数月平均値は、
166.4 と発表されました。
9月に141.4と少し下がったのですが、
10月は、小幅ですが再び高まっています。

1日値を見ると、月の初めと終わりに、
200台に達する日が計9日発生しています。
(9月は、200台に達した日はありませんでした)
動画を見ると、
月初めに南半球側に見えていた黒点群のまとまりが、
太陽の向こう側を回って月の終わりに戻って来ています。

第25期の黒点数の高まりは続いています。
フレアの発生も含めて、注目を続けて下さい。


現在の太陽は、南東(左下)の3883黒点群の活動が目立っています。
昨日のニュース以降、M1.1、M1.3、M1.2、M1.1、M1.3、
そして、5日0時半(世界時4日15時半)のM5.5と、
中規模フレアの発生が続いています。
引き続き注目してください。


太陽風は、速度は450km/秒、磁場強度は7nTと、
平均的な状態で推移しています。

磁場の南北成分は、
0nT付近かやや北寄りになっています。
磁気圏は穏やかで、AE指数は目立つ規模の変化はありません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
東側(左側)の南北の緯度が少し高めの場所に、
それぞれコロナホールが見えています。
4日後くらいから太陽風速度の高まりがやって来るかもしれません。
こちらも注目して下さい。




太陽黒点相対数の長期変化。10月の黒点相対数は 166.4 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


10月の太陽黒点の推移。SDO衛星。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。