宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
今日、M3.8の中規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 4 10:18 M3.8
09:43 M1.5
08:22 C6.9
05:19 C8.9
02:42 M1.3
00:14 M1.4
11/ 3 22:26 C7.6
21:42 C6.3
21:11 C5.8
17:30 M1.1
17:06 C5.3
16:30 C5.1
15:28 C8.1
14:24 C5.0
12:37 C7.2
12:07 M1.1
04:13 C5.1
11/ 2 17:17 M1.2
16:27 M1.1
04:47 C4.6
02:47 C6.6
02:22 C6.1
01:28 C6.3

黒点 11/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
3869 10 βγ M1
3871 2 βγ ---
3872 4 α ---
3873 2 α ---
3875 6 β C7
3876 2 β M1
3878 18 βγδ M1
3879 1 α ---
3881 15 βγ C8
3883 20 βγδ M2
3884 2 β ---
3885 6 β ---
3886 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 445 -3.4
-2 h 459 -3.0
-4 h 467 -3.9
-6 h 456 -4.3
-8 h 443 -4.1
-10 h 437 +3.5
-12 h 424 +5.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -33 -/ -
-2 h -30 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.0 3x10^1
11/ 4 1.4 4x10^2
11/ 3 3.5 3x10^2
11/ 2 6.8 3x10^2
11/ 1 19.0 5x10^2
10/31 45.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/10/30 12:20 高速の太陽風が続いています。フレアは少なくなっています。
2024/10/31 13:30 高速の太陽風が続いています。磁気圏は穏やかになっています。
2024/11/ 1 12:26 X2.0の大規模フレアが発生しました。高速太陽風は終わろうとしています。
2024/11/ 2 13:24 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。
2024/11/ 3 13:59 太陽風は平均的な速度が続いています。
最新のニュース

2024/11/ 4 12:39 更新
太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動がやや強まっています。

担当 篠原

太陽風は、450km/秒と平均的な速さが続いています。
磁場強度は、10nTから5nTに下がり、
現在は平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
グラフの前半は北向きでしたが、
後半で南向きに切り替わり、-4nT程度で推移しています。

磁気圏の活動も高まって、
AE指数は、初めは変化のない状態でしたが、
後半では、600nTの中規模の変化が発生しています。
磁場の南向きはどこまで続くでしょうか。


太陽では、4日10時(世界時4日1時)に
南東(左下)の3883黒点群で
M3.8の中規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

3883群では、C7.6、M1.3、M1.5
などのフレアも発生しています。
この後も活動は続くでしょうか。

このフレアに伴って、
太陽の左側にCME(コロナ質量放出)が飛び出しています。
SOHO衛星LASCO C2の動画を掲載します。
地球に対して横向きの噴出に見えるので、影響はないでしょう。




3883黒点群で発生した、M1.5、M3.8の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


CMEが太陽の左側に飛び出しています。
(c) SOHO衛星LASCO C2 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。