宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:01)
今日、M3.4の中規模フレアが発生しました。
また、M2.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/14 09:07 M3.4
02:20 C2.7
00:07 C2.8
10/13 15:43 C5.7
14:20 C4.1
13:33 C2.5
04:40 C5.7
10/12 16:26 C4.5
13:30 C5.7
12:26 C5.3
07:48 M1.0
00:51 M2.1

黒点 10/14 (NOAA)
磁場 フレア
3848 4 βγ M3
3849 5 β C3
3850 1 α C6
3852 8 βγ C3
3854 15 βγ M2
3855 4 β ---
3856 1 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 400 -1.6
-2 h 424 +0.3
-4 h 457 +1.7
-6 h 435 -0.2
-8 h 436 -1.0
-10 h 454 -0.9
-12 h 442 -1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -30 -/ -
-12 h -34 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
10/14 0.2 6x10^2
10/13 0.6 8x10^2
10/12 2.4 7x10^2
10/11 1810.0 9x10^2
10/10 1370.0 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/10/ 9 11:27 紫金山・アトラス彗星が進んでいます。X1.8の大規模フレアが発生しました。
2024/10/10 11:30 X1.8大規模フレアのCMEによる太陽風の乱れは地球に向かっています。
2024/10/11 12:23 太陽風の乱れが到来し、磁場が南向きに強まって磁気圏の活動が激しくなっています。
2024/10/12 11:53 高速の太陽風は続いていますが、磁気圏は穏やかになっています。
2024/10/13 10:11 高速の太陽風が続いていますが、速度は次第に低下しています。
最新のニュース

2024/10/14 13:01 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ニュージーランド南島クィーンズタウンの米戸 実さんより、
11日の素晴らしいオーロラ写真をいただきました。

1枚目は、現地11日5時52分(世界時10日16時52分)、
太陽風の乱れがやって来て、
オーロラの活動が激しくなった最初の頃の撮影です。
素晴らしい赤色が写っています。
天文薄明は40分前に始まっていたそうで、
それにもめげない明るいオーロラだったとのことです。

2枚目は、現地11日23時20分(世界時11日10時20分)、
昼を通り過ぎた、2回目の夜の撮影です。
太陽風磁場の強い南向きが終わろうとしていた頃です。
赤色がものすごいですし、
頭の上までオーロラが降り注いで来ています。

徹夜の連続になってしまったとのことですが、
最高の2晩になった様ですね。
どうもありがとうございます。



紫金山・アトラス彗星は、動画が長くなってきたので、
9日以降について、画像を一部間引いて紹介します。
長く伸びた尾が、太陽と重なる様になっています。


太陽風は、速度が400km/秒に下がり、
平均的な状態に戻っています。
磁場強度は5nT程度と平均的な値で推移しています。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。
磁気圏は基本的には穏やかで、
AE指数は、磁場が弱い南寄りになっていた頃に
小規模の変化が発生しています。


太陽は、今朝、14日9時(世界時14日0時)に、
北西の端近く(右上)の3848黒点群で、
M3.4の中規模フレアが発生しました。

また、中心部南側(下側)の3854群。3852群で、
小さい活動が頻繁に発生しています。
活動の規模が大きくなる様であれば注目して下さい。



ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地11日5時52分(世界時10日16時52分)に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地11日23時20分(世界時11日10時20分)に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


紫金山・アトラス彗星の尾が見え続けています。
(c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。