宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/10/14 13:01 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 ニュージーランド南島クィーンズタウンの米戸 実さんより、 11日の素晴らしいオーロラ写真をいただきました。 1枚目は、現地11日5時52分(世界時10日16時52分)、 太陽風の乱れがやって来て、 オーロラの活動が激しくなった最初の頃の撮影です。 素晴らしい赤色が写っています。 天文薄明は40分前に始まっていたそうで、 それにもめげない明るいオーロラだったとのことです。 2枚目は、現地11日23時20分(世界時11日10時20分)、 昼を通り過ぎた、2回目の夜の撮影です。 太陽風磁場の強い南向きが終わろうとしていた頃です。 赤色がものすごいですし、 頭の上までオーロラが降り注いで来ています。 徹夜の連続になってしまったとのことですが、 最高の2晩になった様ですね。 どうもありがとうございます。 紫金山・アトラス彗星は、動画が長くなってきたので、 9日以降について、画像を一部間引いて紹介します。 長く伸びた尾が、太陽と重なる様になっています。 太陽風は、速度が400km/秒に下がり、 平均的な状態に戻っています。 磁場強度は5nT程度と平均的な値で推移しています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 磁気圏は基本的には穏やかで、 AE指数は、磁場が弱い南寄りになっていた頃に 小規模の変化が発生しています。 太陽は、今朝、14日9時(世界時14日0時)に、 北西の端近く(右上)の3848黒点群で、 M3.4の中規模フレアが発生しました。 また、中心部南側(下側)の3854群。3852群で、 小さい活動が頻繁に発生しています。 活動の規模が大きくなる様であれば注目して下さい。 (c) 米戸 実氏 ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地11日23時20分(世界時11日10時20分)に撮影されたオーロラ。 (c) 米戸 実氏 紫金山・アトラス彗星の尾が見え続けています。 (c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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