宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:46)
今日、M7.6の中規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 1 08:39 M7.6
07:46 C4.9
05:59 C4.1
03:59 C8.4
00:55 C6.6
9/30 19:32 C3.0
17:12 C4.2
14:22 C2.5
13:16 C3.8
10:24 C3.4
06:35 C6.4
9/29 23:11 M1.7
21:49 M1.0
14:24 C4.8
13:16 C2.1

黒点 10/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
3834 3 β C7
3835 12 βγ ---
3836 9 β C5
3839 1 α ---
3840 1 α ---
3841 7 β C3
3842 16 βγδ M8
3843 8 β C4
3844 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 424 -2.8
-2 h 394 +0.8
-4 h 425 +3.7
-6 h 411 -0.9
-8 h 417 -0.2
-10 h 447 +3.2
-12 h 444 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h 7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
10/ 1 0.2 4x10^2
9/30 0.2 7x10^2
9/29 0.2 8x10^2
9/28 0.2 4x10^2
9/27 0.2 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 9/26 11:20 太陽風は高速になり、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 9/27 11:39 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2024/ 9/28 12:56 太陽風は更に低速になっています。現在の磁気圏は穏やかです。
2024/ 9/29 10:07 太陽風は低速の状態ですが、磁場が南寄りになり磁気圏の活動が少し強まっています。
2024/ 9/30 09:29 太陽風は高速になっています。磁気圏の活動が強まる可能性があります。
最新のニュース

2024/10/ 1 12:46 更新
M7.6の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。

担当 篠原

今朝、1日8時半(世界時9月30日23時半)に、
太陽の南東(左下)の3842黒点群で、
M7.6の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

発生場所が太陽の中心にやや近いので、
CME(コロナ質量放出)が発生していれば、
太陽風の乱れは地球へやって来る可能性があります。
今後の情報に注目して下さい。

3842群では、29日深夜のM1.7に続くMクラスフレアです。
この後の活動はどうなるでしょうか。

太陽では、30日19時(世界時30日10時)頃に中心部の北側(上側)で、
直後の30日22時(世界時30日13時頃)に南東側で、
フィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の童画を掲載します。

SOHO衛星によると、淡いCMEが飛び出している様です。
この影響で、太陽風磁場の強まりが
地球へやって来るかもしれません。


太陽風は、速度が450km/秒から400km/秒へ下がり、
平均的な速さに戻っています。
磁場強度も8nTから6nTへ下がっています。
太陽風速度の高まりは、1日程度で終わっています。

太陽風磁場の南北成分は、
昨日のニュース以降は北寄りの傾向になっています。
このため磁気圏は穏やかに推移していて、
AE指数は、磁場が一時的に南向きになった頃に
400nTの小規模の変化が発生した程度です。




3842黒点群で発生した、M7.6の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の中心部北側と、南東側で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。