宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:20)
今日、M1.3の中規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/26 08:01 M1.3
05:27 C4.4
9/25 23:52 C9.6
16:40 C4.2
13:16 C2.9
04:24 C2.8
9/24 20:32 C6.9
18:27 C3.3
14:26 C2.4
13:18 C3.8
12:28 C6.5

黒点  9/26 (NOAA)
磁場 フレア
3827 2 α ---
3828 8 α C7
3831 4 β ---
3833 14 βγ C3
3834 12 β ---
3835 13 βγ C7
3836 25 βγ M1
3837 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:14 487 -2.9
-2 h 491 +0.9
-4 h 499 -2.4
-6 h 533 -3.4
-8 h 536 -4.1
-10 h 540 -4.4
-12 h 516 +0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -22 -/ -
-2 h -36 -/ -
-4 h -43 -/ -
-6 h -37 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
9/26 0.2 2x10^3
9/25 0.2 2x10^2
9/24 0.2 1x10^3
9/23 0.2 3x10^3
9/22 0.2 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 9/21 08:51 太陽風は平均的な状態です。カナダ・イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2024/ 9/22 08:53 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。カナダ・イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2024/ 9/23 11:26 M3.7の中規模フレアが発生しました。カナダ・イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2024/ 9/24 12:39 太陽風の速度がやや高まっています。磁気圏の活動も一時的に強まりました。
2024/ 9/25 12:52 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まっています。
最新のニュース

2024/ 9/26 11:20 更新
太陽風は高速になり、磁気圏の活動が強まりました。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風の速度は500km/秒に達し、
今朝にかけて500〜540km/秒と高速の状態が続いています。
グラフの最後は490km/秒と少し下がり気味です。
磁場強度は10nTから5nTへ下がり、
平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、
今朝にかけて南寄りの傾向が続きました。
グラフの中盤までは -5nT以上の強い南向きが見られ、
磁気圏の活動が活発になりました。
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が続き、
最大では1500nTに達する大きい変化も発生しています。

現在の太陽風は、南北成分は0nT付近で変化する様になり、
磁場強度も下がってきています。
この後の磁気圏の活動は、規模が小さくなりそうです。


太陽は、南東(左下)の3836黒点群で、
C9.6と大きい小規模フレアが、
南西(右下)の3828群でM1.3の中規模フレアが発生しています。

どちらの領域も特に活動的という様子はなく、
太陽全体としては、比較的穏やかに推移しそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。