宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 9/24 12:39 更新 太陽風の速度がやや高まっています。磁気圏の活動も一時的に強まりました。 担当 篠原 昨日のニュースで紹介した、 23日6時(世界時22日21時)のM3.7中規模フレア に伴って発生したCME(コロナ質量放出)について、 太陽風の乱れが地球へやって来る可能性がある様です。 SOHO衛星LASCO C2、C3による、 昨日よりも長い時間の動画を掲載します。 C3の青い写真では、コロナのガスは太陽の左下から右下にかけて、 大きく広がっています。 NOAA/SWPCの予報では、 明日の夕方、25日17時(世界時25日8時)頃に 乱れがやって来る可能性があるとのことです。 CMEの端の方にあたるので乱れの規模は小さいと思いますが、 磁場が南向きに強まると磁気圏の活動は活発になります。 太陽風の変化に注目して下さい。 現在の太陽風は、 速度が昨日の午後から次第に上昇して、 350km/秒から470km/秒に高まっています。 磁場強度は、5nTから12nTに強まり、現在は5nTに戻っています。 磁場の南北成分は、グラフの前半で南向きに強まり、 -5nT程度の変化がしばらく続いています。 このため磁気圏の活動は強まり、 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が発生しています。 その後、磁場は北向きになり、 現在の磁気圏は穏やかになっています。 太陽は、東端(左端)に現れた3836黒点群で、 昨夜、23日23時半(世界時23日14時半)に、 M1.3の中規模フレアが発生しています。 その他は、概ね静穏です。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽風の乱れは、25日17時(世界時25日8時)頃に到来する可能性があります。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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