宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
昨日、M3.7の中規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/24 --- ---
9/23 23:26 M1.3
19:00 C4.5
14:26 C2.3
13:18 C2.1
06:15 M3.7
9/22 22:22 C3.7
14:28 C1.4
13:18 C1.6
05:42 C4.4

黒点  9/24 (NOAA)
磁場 フレア
3825 1 α C5
3827 3 β ---
3828 20 β C4
3831 3 β C4
3833 10 βδ ---
3834 4 β ---
3835 3 β M4
3836 100 βγ M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 472 +3.1
-2 h 470 +4.8
-4 h 452 +6.2
-6 h 431 +10.0
-8 h 405 +6.1
-10 h 413 +10.1
-12 h 409 -3.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 21 -/ -
-2 h 26 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
9/24 0.2 1x10^3
9/23 0.2 3x10^3
9/22 0.2 3x10^3
9/21 0.2 2x10^3
9/20 0.2 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 9/19 08:21 太陽風は平均的な状態です。カナダ・イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2024/ 9/20 08:35 太陽風磁場の南向きの変化により、磁気圏の活動が活発になっています。
2024/ 9/21 08:51 太陽風は平均的な状態です。カナダ・イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2024/ 9/22 08:53 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。カナダ・イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2024/ 9/23 11:26 M3.7の中規模フレアが発生しました。カナダ・イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2024/ 9/24 12:39 更新
太陽風の速度がやや高まっています。磁気圏の活動も一時的に強まりました。

担当 篠原

昨日のニュースで紹介した、
23日6時(世界時22日21時)のM3.7中規模フレア
に伴って発生したCME(コロナ質量放出)について、
太陽風の乱れが地球へやって来る可能性がある様です。

SOHO衛星LASCO C2、C3による、
昨日よりも長い時間の動画を掲載します。
C3の青い写真では、コロナのガスは太陽の左下から右下にかけて、
大きく広がっています。
NOAA/SWPCの予報では、
明日の夕方、25日17時(世界時25日8時)頃に
乱れがやって来る可能性があるとのことです。

CMEの端の方にあたるので乱れの規模は小さいと思いますが、
磁場が南向きに強まると磁気圏の活動は活発になります。
太陽風の変化に注目して下さい。

現在の太陽風は、
速度が昨日の午後から次第に上昇して、
350km/秒から470km/秒に高まっています。
磁場強度は、5nTから12nTに強まり、現在は5nTに戻っています。

磁場の南北成分は、グラフの前半で南向きに強まり、
-5nT程度の変化がしばらく続いています。
このため磁気圏の活動は強まり、
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が発生しています。

その後、磁場は北向きになり、
現在の磁気圏は穏やかになっています。


太陽は、東端(左端)に現れた3836黒点群で、
昨夜、23日23時半(世界時23日14時半)に、
M1.3の中規模フレアが発生しています。

その他は、概ね静穏です。



23日朝にM3.7中規模フレアに伴って発生したCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽風の乱れは、25日17時(世界時25日8時)頃に到来する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。