宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 9/21 08:51 更新 太陽風は平均的な状態です。カナダ・イエローナイフのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 景山植光さんより、カナダ・イエローナイフで撮影された オーロラの写真をいただきました。 撮影時刻は、世界時20日9時少し前で、 AE指数のグラフを見ると、 200nTくらいの小さい高まりが始まった頃です。 この前後の時間帯は、太陽風の磁場が北寄りになっていて、 オーロラの活動としては厳しい条件になっていましたが、 数少ないチャンスを捉えた写真と言えそうです。 撮影後すぐにお送りいただきどうもありがとうございます。 現地でのオーロラの様子がよく分かります。 太陽風は、速度は400km/秒前後と平均的な状態です。 磁場強度は、7nTから6nTへ少し下がっていますが、 こちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、グラフの中盤までは北寄りで、 最後は弱い南寄りになっています。 磁気圏の活動もこれに合わせて、 AE指数は穏やかな状態がしばらく続いていますが、 グラフの最後で600nTの中規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。 太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽は穏やかで、中心付近の3831黒点群で、 C3.9の小規模フレアが発生した程度です。 黒点はあちこちに見えていますが、 目立った活動は見られません。 カナダのイエローナイフで、現地20日2時53分(世界時20日8時53分)に撮影されたオーロラ。 (c) 景山植光氏 カナダのイエローナイフで、現地20日2時55分(世界時20日8時55分)に撮影されたオーロラ。 (c) 景山植光氏 カナダのイエローナイフで、現地20日2時58分(世界時20日8時58分)に撮影されたオーロラ。 (c) 景山植光氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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