宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
今日、C5.9の小規模フレアが発生しました。
また、X4.5の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線はやや強くなっています。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/16 13:20 C1.8
10:41 C4.3
10:20 C5.9
08:19 C4.9
06:27 C3.9
00:24 C4.7
9/15 19:56 C3.7
16:50 C3.0
13:22 C1.6
08:48 C2.9
00:13 X4.5
9/14 23:18 C5.4
16:30 M3.0
13:24 M1.0
09:50 C4.5
08:16 C6.2
06:25 C4.8
05:43 M1.1
04:52 C7.7
03:53 C9.4
02:49 M1.4
02:09 C6.4

黒点  9/16 (NOAA)
磁場 フレア
3814 2 β ---
3822 2 β ---
3824 2 βγ C5
3825 10 βγ X5
3826 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 474 -2.9
-2 h 453 -0.5
-4 h 472 -2.3
-6 h 444 -1.0
-8 h 448 +0.6
-10 h 472 -3.6
-12 h 482 -3.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -29 -/ -
-2 h -27 -/ -
-4 h -28 -/ -
-6 h -35 -/ -
-8 h -38 -/ -
-10 h -33 -/ -
-12 h -33 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 3.7 1x10^3
9/16 5.8 6x10^3
9/15 6.2 3x10^3
9/14 0.9 7x10^3
9/13 1.1 7x10^2
9/12 0.9 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 9/11 13:19 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。
2024/ 9/12 12:11 太陽風の弱い乱れが到来しました。明日、CMEによる乱れが到来しそうです。
2024/ 9/13 12:23 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が強まっています。X1.3の大規模フレアが発生しました。
2024/ 9/14 14:11 太陽風の速度は平均的な状態に戻り、磁場の南向き傾向も終わっています。
2024/ 9/15 13:17 X4.5の大規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。
最新のニュース

2024/ 9/16 13:26 更新
太陽風は平均的な速度です。カナダ・イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

景山植光さんより、カナダ・イエローナイフで撮影された
オーロラの写真をいただきました。
撮影時刻は、現地15日0時(世界時15日6時)過ぎで、
今日掲載しているAE指数のグラフを見ると、
500nTを超えるくらいの中規模の変化が発生していた時間帯です。

景山さんによると、その少し前、
現地14日22時(世界時15日4時)には既にオーロラが舞っていて、
その撮影は間に合わなかったそうですが、
続いてやって来た第二波を捉えたとのことです。

2枚目の写真の斜めの黒い線は建物の屋根の様です。
オーロラらしい光の帯がとてもきれいです。

このタイミングにイエローナイフに滞在とのことで、
この後、すばらしい夜を迎えられるかもしれません。
速報の写真をありがとうございます。



太陽風は、速度が500km/秒から450km/秒へ下がり、
高速の状態は終わっています。
磁場強度は、8nTとやや強まった状態です。

磁場の南北成分は、南北に短い時間で変化しています。
磁気圏の活動は強まった状態が続いていて、
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が
繰り返し発生しています。

速度が下がってきたので、
この後、活動の規模は少し下がるかもしれません。

一方、15日未明に発生したX4.5大規模フレアに関係する
太陽風の乱れの到来が近付いていると思われます。
昨日紹介した様に、NOAA/SWPCの予報では、
今夜、16日20時(世界時16日11時)頃とのことです。

到来の時刻が前後にずれることは普通に起きるので、
これから明日にかけて太陽風の変化に注目して下さい。
太陽風磁場が南向きに強まると、磁気圏の活動が強まります。
速度が高まると活動の規模はより大きくなります。
どの様な変化がやって来るでしょうか。


太陽は、X4.5以降は比較的穏やかになっていましたが、
今朝、16日6時(世界時15日21時)過ぎから、
3825黒点群で、C4.9、3824群で、C4.9、C5.9、
南東の端で、C4.3と
規模は小さいですが、小規模フレアが次々に発生しています。




カナダのイエローナイフで、現地15日0時23分(世界時15日6時23分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダのイエローナイフで、現地15日0時26分(世界時15日6時26分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。