宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 9/ 6 06:56 更新 太陽風はやや低速になっています。太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。 担当 篠原 太陽風は、速度は400km/秒から380km/秒へ 少し下がってやや低速になり、 磁場強度は、11nTと強まった状態から、 6nTと平均的な値に下がっています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 磁気圏は穏やかで、AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽では、南西の端(右下)に近づいた3807黒点群の活動が強まり、 M2.8、M1.6、M1.3の中規模フレアや、 Cクラスの小規模フレアを多数起こしています。 領域はもうすぐ太陽の向こう側に進みます。 また、5日16時(世界時5日7時)頃に、 SOHO衛星LASCO C2、C3で、 太陽を丸く囲むように広がる ハロー型のCME(コロナ質量放出)が観測されました。 この頃に太陽面では目立った活動は発生していません。 このため、太陽の向こう側で ある程度規模の大きいフレアが発生した様です。 太陽の向こう側のCMEは、4日のニュースでも紹介しました。 活動的な領域が太陽の反対側にある様です。 アイスランド6日目の夜です。 昨夜は、台風の様な強風に雨が混じるような悪天候で、 外に出ることも難しい状況でした。 今夜は、天候がやや回復してきて、 時々、空に晴れ間が見える様になっています。 太陽風の状況は厳しいままですが、 この後、外へ出てオーロラの輝きを待つ予定です。 太陽の向こう側で発生したハロー型のCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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