宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (06:56)
今日、C6.5の小規模フレアが発生しました。
また、M3.3の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 6 05:50 C4.7
03:17 C6.5
02:53 C4.2
01:03 C4.4
9/ 5 23:48 C8.6
23:04 C7.8
22:19 M1.3
22:02 C6.1
21:45 C5.1
18:26 M1.6
17:48 M2.8
17:15 C7.6
16:48 C6.6
14:20 C6.2
13:24 C6.3
12:39 M1.1
12:13 M1.1
11:01 C9.2
10:15 C4.5
09:03 M1.0
07:57 C5.9
07:19 C5.8
03:50 M1.2
00:21 C4.7
9/ 4 22:10 M1.0
21:19 C8.8
20:23 C4.4
18:37 C5.0
15:43 C7.2
14:56 M1.0
14:19 C7.6
13:39 M1.2
11:48 M1.4
08:58 C6.5
07:32 C4.8
06:30 C5.9
05:12 C6.6
04:19 C5.9
02:46 C7.5
00:56 M3.3

黒点  9/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3806 34 βγδ M1
3807 11 βγ M3
3808 10 β ---
3811 11 β M1
3813 24 βγ M3
3814 1 α C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:45 373 +1.5
-2 h 371 +0.0
-4 h 379 +1.1
-6 h 380 +2.2
-8 h 392 +3.2
-10 h 383 +2.1
-12 h 377 +4.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
06:30 5 -/ -
-2 h 8 -/ -
-4 h 14 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 10 -/ -
-12 h 18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.5 2x10^2
9/ 6 2.3 3x10^2
9/ 5 3.7 1x10^3
9/ 4 5.8 1x10^3
9/ 3 6.3 7x10^2
9/ 2 4.3 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 9/ 1 03:44 太陽風磁場の南向きの強まりで、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 9/ 2 03:03 M5.5の中規模フレアが発生しました。磁気圏は活動的な状態が続いています。
2024/ 9/ 3 04:17 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は比較的穏やかです。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2024/ 9/ 4 05:36 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。
2024/ 9/ 5 09:41 太陽風の乱れが到来して、磁場強度が強まりました。アイスランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2024/ 9/ 6 06:56 更新
太陽風はやや低速になっています。太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。

担当 篠原

太陽風は、速度は400km/秒から380km/秒へ
少し下がってやや低速になり、
磁場強度は、11nTと強まった状態から、
6nTと平均的な値に下がっています。

磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。
磁気圏は穏やかで、AE指数は小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽では、南西の端(右下)に近づいた3807黒点群の活動が強まり、
M2.8、M1.6、M1.3の中規模フレアや、
Cクラスの小規模フレアを多数起こしています。
領域はもうすぐ太陽の向こう側に進みます。

また、5日16時(世界時5日7時)頃に、
SOHO衛星LASCO C2、C3で、
太陽を丸く囲むように広がる
ハロー型のCME(コロナ質量放出)が観測されました。

この頃に太陽面では目立った活動は発生していません。
このため、太陽の向こう側で
ある程度規模の大きいフレアが発生した様です。

太陽の向こう側のCMEは、4日のニュースでも紹介しました。
活動的な領域が太陽の反対側にある様です。




アイスランド6日目の夜です。
昨夜は、台風の様な強風に雨が混じるような悪天候で、
外に出ることも難しい状況でした。
今夜は、天候がやや回復してきて、
時々、空に晴れ間が見える様になっています。
太陽風の状況は厳しいままですが、
この後、外へ出てオーロラの輝きを待つ予定です。




太陽の向こう側で発生したハロー型のCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。