宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 9/ 5 09:41 更新 太陽風の乱れが到来して、磁場強度が強まりました。アイスランドのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 太陽風は、4日19時(世界時4日10時)頃に急な変化が到来して、 磁場強度は、10nTから25nTヘ、 速度は、320km/秒から420km/秒へ、 それぞれ高まりました。 その後、磁場強度は次第に下がり、 一旦、4nTまで下がりましたが、 現在は10nTと再び強まっています。 一方、速度は450km/秒に高まり、 現在は400km/秒と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、北寄りに強まる変化になっています。 このため磁気圏の活動は特に強まることはなく、 AE指数は、小規模の変化がしばらく続いた程度です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、南東(左下)の3813黒点群で、M1.4、M1.0、 中心部南西(右下)の3806群で、M1.0、M1.0、 中心部南東の3811群で、M1.2、 など、あちこちで中規模フレアが発生しています。 規模の大きい活動にはなっていませんが、 引き続き注目してください。 アイスランド5日目の深夜です。 昨夜はとても良い天気だったのですが、 太陽風の磁場は北向きが続き、 夜空を見ていた時間帯(世界時3日22時〜4日3時)は、 AE指数はに全然変化がないほどの穏やかな状態でした。 その中で、かろうじて撮影できた小さいオーロラの様子を紹介します。 アイスランドで世界時4日0時40分頃に撮影したオーロラ。 (c) 篠原学 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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