宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:41)
今日、M1.2の中規模フレアが発生しました。
また、M3.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 5 09:03 M1.0
07:57 C5.9
07:19 C5.8
03:50 M1.2
00:21 C4.7
9/ 4 22:10 M1.0
21:19 C8.8
20:23 C4.4
18:37 C5.0
15:43 C7.2
14:56 M1.0
14:19 C7.6
13:39 M1.2
11:48 M1.4
08:58 C6.5
07:32 C4.8
06:30 C5.9
05:12 C6.6
04:19 C5.9
02:46 C7.5
00:56 M3.3
9/ 3 22:50 C4.8
20:41 C4.6
19:44 C8.7
18:56 C5.5
16:15 M1.5
14:16 C5.1
13:43 C5.1
11:11 C6.9
10:00 C7.8
07:37 M1.5
07:17 C6.4
05:57 M1.8
05:04 M1.4
04:46 C8.0
04:25 C9.0
03:07 C6.6
02:26 C5.5
00:41 C6.6

黒点  9/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
3803 1 α ---
3806 24 βγ M1
3807 14 βγδ M2
3808 4 β ---
3810 1 α ---
3811 6 β M1
3813 13 βγ M3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:36 400 +7.0
-2 h 400 +5.0
-4 h 429 +7.6
-6 h 436 +4.0
-8 h 432 +11.5
-10 h 420 +6.6
-12 h 413 +8.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -6 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h 24 -/ -
-8 h 16 -/ -
-10 h 16 -/ -
-12 h 28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 2.7 6x10^2
9/ 5 3.4 1x10^3
9/ 4 5.8 1x10^3
9/ 3 6.3 7x10^2
9/ 2 4.3 6x10^2
9/ 1 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 8/30 22:09 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏活動が強まっています。
2024/ 9/ 1 03:44 太陽風磁場の南向きの強まりで、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 9/ 2 03:03 M5.5の中規模フレアが発生しました。磁気圏は活動的な状態が続いています。
2024/ 9/ 3 04:17 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は比較的穏やかです。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2024/ 9/ 4 05:36 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。
最新のニュース

2024/ 9/ 5 09:41 更新
太陽風の乱れが到来して、磁場強度が強まりました。アイスランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

太陽風は、4日19時(世界時4日10時)頃に急な変化が到来して、
磁場強度は、10nTから25nTヘ、
速度は、320km/秒から420km/秒へ、
それぞれ高まりました。

その後、磁場強度は次第に下がり、
一旦、4nTまで下がりましたが、
現在は10nTと再び強まっています。
一方、速度は450km/秒に高まり、
現在は400km/秒と平均的な状態です。

磁場の南北成分は、北寄りに強まる変化になっています。
このため磁気圏の活動は特に強まることはなく、
AE指数は、小規模の変化がしばらく続いた程度です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、南東(左下)の3813黒点群で、M1.4、M1.0、
中心部南西(右下)の3806群で、M1.0、M1.0、
中心部南東の3811群で、M1.2、
など、あちこちで中規模フレアが発生しています。

規模の大きい活動にはなっていませんが、
引き続き注目してください。




アイスランド5日目の深夜です。
昨夜はとても良い天気だったのですが、
太陽風の磁場は北向きが続き、
夜空を見ていた時間帯(世界時3日22時〜4日3時)は、
AE指数はに全然変化がないほどの穏やかな状態でした。
その中で、かろうじて撮影できた小さいオーロラの様子を紹介します。




アイスランドで世界時4日0時40分頃に撮影したオーロラ。
(c) 篠原学


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。