宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 9/ 4 05:36 更新 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、450km/秒から380km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度は、8nTから12nTに強まる変化が発生して、 その後ゆっくりと下がって、現在は8nTに戻っています。 磁場の南北成分は、北向きから0nT付近で変化する様に変わり、 その後、北向きに強まっています。 磁気圏は静穏で、 AE指数はほとんど変化が見られない状態です。 太陽風は、この後も穏やかに推移しそうです。 太陽では、3日17時(世界時3日8時)に、 SOHO衛星LASCO C2、C3で、 太陽を囲むように広がるハロー型の CME(コロナ質量放出)が観測されました。 動画を掲載します。 CMEは右上寄りに広がっている様です。 この時間帯に太陽で目立った変化は見えていないので、 太陽の向こう側で発生した現象の様です。 CMEの見え方から考えると、 ある程度規模の大きいフレアが発生した様です。 太陽のこちら側では、南東(左下)の3813黒点群で、 3日16時(世界時3日7時)にM1.4、 4日1時(世界時3日16時)にM3.3と中規模フレアが発生しています。 引き続き、活動に注目して下さい。 アイスランド4日目の夕方です。 今日は天気が回復して、現在は雲のない快晴です。 今夜のオーロラ観望に期待が高まります。 太陽風の状況はかなり厳しいのですが、 夜空でどの様な輝きが見られるか楽しみです。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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