宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 9/ 3 04:17 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は比較的穏やかです。アイスランドのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTと、 平均的な状態で推移しています。 磁場の南北成分は、 変化は小さいですが南北に変化が発生しています。 磁気圏は比較的穏やかな状態ですが、 AE指数では、500nT程度の変化も発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球に小さいコロナホールが見える程度です。 太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽の可視光写真を見ると、 南東の端近く(右下)に新しい黒点が現れています。 1日にM5.5の中規模フレアを起こした領域で、 3813群と番号が付けられています。 ここの活動が続いていて、 2日5時(世界時1日20時)にM1.1、 2日14時半(世界時2日5時半)にM1.9、 そして、2日22時(世界時2日13時)にM1.8と、 中規模フレアが続いています。 また、2日22時半(世界時2日13時半)には、 南西(右下)の3807群で、 M2.9の中規模フレアが発生しています。 アイスランド3日目の夕方です。 昨夜は、0時を過ぎた頃から雲が切れ始め、 隙間からオーロラが見える様になりました。 やがて晴れ間は空全体に広がって、 オーロラを楽しむことができるようになりました。 ただし、磁気圏の状況は厳しく、 AE指数は(世界時2日0〜3時頃)、 200nTの小規模の変化が見られる程度でした。 それでも、オーロラ観望初心者の私には とても素晴らしい時間になりました。 撮影した写真を2枚掲載します。 (c) 篠原学 アイスランドで世界時2日3時頃に撮影したオーロラ。 (c) 篠原学 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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