宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (03:03)
昨日、M5.5の中規模フレアが、一昨日もM1.8の中規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 2 --- ---
9/ 1 20:52 M5.5
19:50 C8.1
16:50 M1.4
16:18 C6.7
15:39 C7.5
14:09 C6.0
13:50 C4.5
12:28 C9.4
11:20 C6.8
08:54 C7.4
08:33 C9.7
05:13 C8.4
03:44 C6.5
02:42 C7.3
8/31 23:47 C4.6
21:53 M1.8
20:38 C9.0
17:52 M1.2
16:52 C9.3
14:03 C3.9
11:28 M1.2
09:41 M1.1
07:27 C6.4
05:50 C5.8
02:44 C5.1
00:31 C6.9
00:09 C5.5

黒点  9/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
3799 5 β C7
3800 3 β ---
3801 4 β ---
3803 5 β ---
3804 1 α ---
3806 25 βγ M2
3807 20 βγ C7
3808 2 β C7
3809 1 α ---
3810 3 β ---
3811 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
02:56 408 -3.3
-2 h 409 -1.3
-4 h 411 -3.4
-6 h 407 -1.5
-8 h 417 +4.1
-10 h 394 +1.3
-12 h 381 -3.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
02:30 -39 -/ -
-2 h -32 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -32 -/ -
-12 h -49 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
9/ 2 0.3 6x10^2
9/ 1 0.3 3x10^2
8/31 0.3 2x10^2
8/30 0.3 1x10^2
8/29 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 8/28 09:51 太陽風の乱れが到来して、磁場が南向きに強まっています。
2024/ 8/29 09:12 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏活動も高まりました。速度は低速です。
2024/ 8/30 08:42 太陽風磁場の強まりは続いていますが、北向きのため磁気圏は穏やかです。
2024/ 8/30 22:09 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏活動が強まっています。
2024/ 9/ 1 03:44 太陽風磁場の南向きの強まりで、磁気圏の活動が強まりました。
最新のニュース

2024/ 9/ 2 03:03 更新
M5.5の中規模フレアが発生しました。磁気圏は活動的な状態が続いています。

担当 篠原

1日20時半(世界時1日11時半)に、
太陽の南東の端(左下)でM5.5の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

また、SDO衛星AIA171では、
ポスト・フレアループが輝く様子が観測されています。
こちらの動画もどうぞ。

このフレアに伴って、
CME(コロナ質量放出)が太陽の左下に飛び出しています。
噴出の広がりは大きく、太陽の端で発生した現象ですが、
太陽風の乱れは地球へやって来るでしょうか。
NOAA/SWPCの予報に注目してください。


太陽風は、400km/秒前後と平均的な速度で推移しています。
13nTに強まっていた磁場強度は次第に下がって、
現在は6nTと平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、全体的に南寄りの状態が続いています。
このため、磁気圏は活動的な状態が続いていて、
AE指数は、昨日のニュース以降(1枚目のグラフの後半以降)も
500〜800nTの中規模の変化が続いています。

現在は太陽風の磁場強度の強まりが終わったので、
南向きの変化も小さくなります。
このため、磁気圏活動は規模が一段小さくなりそうです。
磁場の南寄りの状態がどこまで続くか、注目してください。




アイスランド2日目の夕方です。
今日も雨が降り続いていて、雲が晴れそうな気配はありません。
磁気圏活動の強まりが続いていますが、
天気の変化を待つしかない状況です。



南東の端で発生した、M5.5の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


M5.5の中規模フレアで発生したポスト・フレアループ。
(c) SDO衛星AIA171 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左下へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。