宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 9/ 1 03:44 更新 太陽風磁場の南向きの強まりで、磁気圏の活動が強まりました。 担当 篠原 太陽風磁場の南向きの強まりは、 31日15時(世界時31日6時)頃まで続きました。 この間、速度は380km/秒前後で推移しています。 この影響で、磁気圏活動は強まった状態が続き、 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が連続しました。 その後、磁場は北向きがしばらく続きますが、 31日23時(世界時31日15時)頃に、 一時的に -10nTの強い南向きが発生します。 AE指数も1000nTの大きい変化が短い時間発生しました。 太陽風の磁場は、現在も10nT前後に強まった状態が続いています。 南北成分は、最後で南に強まる変化が発生していて、 この後も推移に注目してください。 速度は、最後は400km/秒と平均的な速さになっています。 太陽の南東(左下)の3806黒点群で、 M1.1、M1.2、M1.8と中規模フレアが続いています。 また、東端(左端)の新しい領域で、 C9.4の小規模フレアが発生しています。 この後も活動は続くでしょうか。 また、31日8時(世界時30日23時)頃に、 太陽の中心部の北東側(左上)で、 小規模のフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA193の動画を掲載します。 SOHO衛星を見ると、 太陽の左側に淡いCME(コロナ質量放出)が飛び出している様です。 中心に近いので、地球へも弱い影響がやって来るかもしれません。 アイスランド1日目の夕方です。 今日はずっと雨が降り続いていて、風も強く、 今夜は星も見えない状態となりそうです。 太陽の中心部北東側で発生した小規模のフィラメント噴出。 (c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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