宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (03:44)
今日、C7.3の小規模フレアが発生しました。
また、M3.8の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 1 02:42 C7.3
8/31 23:47 C4.6
21:53 M1.8
20:38 C9.0
17:52 M1.2
16:52 C9.3
14:03 C3.9
11:28 M1.2
09:41 M1.1
07:27 C6.4
05:50 C5.8
02:44 C5.1
00:31 C6.9
00:09 C5.5
8/30 21:45 C6.3
21:15 M3.8
17:48 C7.2
14:01 C5.0
11:01 M1.2
10:43 C7.3
10:11 C6.5
05:06 C3.8
04:02 C4.0
00:21 C5.3

黒点  8/31 (NOAA)
磁場 フレア
3798 1 α ---
3799 4 β ---
3800 4 β ---
3801 4 β C4
3803 1 α C7
3804 1 α ---
3806 11 βγδ M4
3807 10 βγ C7
3808 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
03:36 396 -3.7
-2 h 391 +5.2
-4 h 398 -7.2
-6 h 384 +0.6
-8 h 361 +3.6
-10 h 357 +4.9
-12 h 355 +0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
03:30 -19 -/ -
-2 h -33 -/ -
-4 h -31 -/ -
-6 h -42 -/ -
-8 h -42 -/ -
-10 h -51 -/ -
-12 h -88 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^1
9/ 1 0.3 3x10^2
8/31 0.3 2x10^2
8/30 0.3 1x10^2
8/29 0.3 2x10^2
8/28 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 8/27 13:59 太陽風はかなり低速になっています。磁気圏は概ね静穏です。
2024/ 8/28 09:51 太陽風の乱れが到来して、磁場が南向きに強まっています。
2024/ 8/29 09:12 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏活動も高まりました。速度は低速です。
2024/ 8/30 08:42 太陽風磁場の強まりは続いていますが、北向きのため磁気圏は穏やかです。
2024/ 8/30 22:09 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏活動が強まっています。
最新のニュース

2024/ 9/ 1 03:44 更新
太陽風磁場の南向きの強まりで、磁気圏の活動が強まりました。

担当 篠原

太陽風磁場の南向きの強まりは、
31日15時(世界時31日6時)頃まで続きました。
この間、速度は380km/秒前後で推移しています。

この影響で、磁気圏活動は強まった状態が続き、
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が連続しました。

その後、磁場は北向きがしばらく続きますが、
31日23時(世界時31日15時)頃に、
一時的に -10nTの強い南向きが発生します。
AE指数も1000nTの大きい変化が短い時間発生しました。

太陽風の磁場は、現在も10nT前後に強まった状態が続いています。
南北成分は、最後で南に強まる変化が発生していて、
この後も推移に注目してください。
速度は、最後は400km/秒と平均的な速さになっています。


太陽の南東(左下)の3806黒点群で、
M1.1、M1.2、M1.8と中規模フレアが続いています。

また、東端(左端)の新しい領域で、
C9.4の小規模フレアが発生しています。
この後も活動は続くでしょうか。

また、31日8時(世界時30日23時)頃に、
太陽の中心部の北東側(左上)で、
小規模のフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA193の動画を掲載します。

SOHO衛星を見ると、
太陽の左側に淡いCME(コロナ質量放出)が飛び出している様です。
中心に近いので、地球へも弱い影響がやって来るかもしれません。




アイスランド1日目の夕方です。
今日はずっと雨が降り続いていて、風も強く、
今夜は星も見えない状態となりそうです。




太陽の中心部北東側で発生した小規模のフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。