宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 8/30 22:09 更新 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏活動が強まっています。 担当 篠原 今日2回目の更新です。 次の更新の機会がしばらく先になりそうなので、書いています。 太陽風は、速度が300km/秒から400km/秒へゆっくり上がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、ある程度上下しながらですが、 15nT前後と強まった状態が続いています。 磁場の南北成分は、 +10nTを超える位に北向きに強まっていましたが、 30日16時半(世界時30日7時半)頃に、 急に南向きに切り替わり、 以降は、-10nTに達する強い南向きが続いています。 このため、磁気圏の活動が強まり始めていて、 AE指数は、初めの頃は変化がありませんでしたが、 途中から活動が強まって、 最後は1000nTに達する大きい変化が発生しています。 磁場の南向きの強まりが続くと、 磁気圏では活発な活動が続きます。 この後の変化に注目して下さい。 太陽は、南東(左下)の3806黒点群で、 30日11時(世界時30日2時)にM1.2、 30日21時(世界時30日12時)にM3.8と、 中規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131によるM3.8の動画を掲載します。 この動画では、東端でプロミネンス噴出が見え始めています。 これからフィンランド経由でアイスランドへ向かいます。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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