宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:42)
今日、C5.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/30 05:06 C3.8
04:02 C4.0
00:21 C5.3
8/29 13:11 C7.0
05:33 C7.0
03:52 C5.3
02:59 C6.9
8/28 23:52 C5.0
10:26 C3.8
00:35 C5.1

黒点  8/29 (NOAA)
磁場 フレア
3792 2 α ---
3796 9 βγ C6
3798 1 α ---
3799 11 βγ ---
3800 13 βγ C5
3801 3 β C7
3802 1 α ---
3803 8 β ---
3804 1 α ---
3805 1 α ---
3806 3 β C7

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:52 315 +4.3
-2 h 331 +6.6
-4 h 290 +5.0
-6 h 296 +13.8
-8 h 298 +15.6
-10 h 303 +15.6
-12 h 306 +15.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
07:30 -13 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
陽子
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
8/30 0.3 1x10^2
8/29 0.3 2x10^2
8/28 0.3 4x10^2
8/27 0.3 4x10^2
8/26 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 8/25 13:16 低速の太陽風が続いています。磁気圏はやや活動的です。
2024/ 8/26 12:37 太陽風はより低速になっています。太陽のフレアは減っています。
2024/ 8/27 13:59 太陽風はかなり低速になっています。磁気圏は概ね静穏です。
2024/ 8/28 09:51 太陽風の乱れが到来して、磁場が南向きに強まっています。
2024/ 8/29 09:12 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏活動も高まりました。速度は低速です。
最新のニュース

2024/ 8/30 08:42 更新
太陽風磁場の強まりは続いていますが、北向きのため磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

16nTに強まっていた太陽風の磁場は、
今朝早くから少し下がって、12nTになっています。
強まった状態は続いていますが、
これから次第に低下するかもしれません。

太陽風の速度は、300km/秒とかなり下がった状態でしたが、
グラフの後半で340km/秒に少し上がっています。
低速の状態は続いています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは特に見えていません。
太陽風はこの後も穏やかな状態が続きそうです。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの中盤で北向きに強まり、
その後、0nT付近に下がっています。
北寄りの傾向は続いていて、磁気圏は穏やかです。
AE指数は、変化のない状態で推移しています。


太陽は、29日13時(世界時29日4時)に、
南東の端(左下)でC7.0の小規模フレア、
30日0時半(世界時29日15時半)に、
南東の端近くの3806群でC5.3の小規模フレア
などが発生しています。

全体としては、フレアは少なくなっている印象です。




今夜から9月8日にかけて、アイスランドへ行きます。
このため、記事の更新がしばらく不定期になります。
また、この後に高専のLANが復帰しますが、
状況によっては、最新情報やフレア速報は
停止したままになるかもしれません。
オーロラ観望が目的ですが、
太陽風の状況はなかなか厳しそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。