宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:12)
今日、C7.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/29 05:33 C7.0
03:52 C5.3
02:59 C6.9
8/28 23:52 C5.0
10:26 C3.8
00:35 C5.1
8/27 21:36 C4.5
18:29 M1.1
17:25 C5.7
17:03 C9.9
14:01 C3.7
09:58 C4.5
05:18 C4.0
03:44 C3.6
01:08 C4.3

黒点  8/28 (NOAA)
磁場 フレア
3790 12 βγ ---
3792 2 α ---
3796 14 βγ M1
3798 1 α ---
3799 11 βγ ---
3800 15 βγ M1
3801 5 β C7
3802 2 β ---
3803 7 β ---
3804 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:08 298 +0.7
-2 h 309 +2.6
-4 h 295 -2.5
-6 h 297 -0.7
-8 h 315 -3.2
-10 h 316 -1.4
-12 h 313 -3.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -43 -/ -
-2 h -41 -/ -
-4 h -43 -/ -
-6 h -44 -/ -
-8 h -49 -/ -
-10 h -51 -/ -
-12 h -56 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
陽子
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
8/29 0.3 2x10^2
8/28 0.3 4x10^2
8/27 0.3 4x10^2
8/26 0.3 4x10^2
8/25 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 8/24 07:38 太陽風は低速の状態が続いています。3800黒点群でフレアが続いています。
2024/ 8/25 13:16 低速の太陽風が続いています。磁気圏はやや活動的です。
2024/ 8/26 12:37 太陽風はより低速になっています。太陽のフレアは減っています。
2024/ 8/27 13:59 太陽風はかなり低速になっています。磁気圏は概ね静穏です。
2024/ 8/28 09:51 太陽風の乱れが到来して、磁場が南向きに強まっています。
最新のニュース

2024/ 8/29 09:12 更新
太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏活動も高まりました。速度は低速です。

担当 篠原

太陽風磁場の強まりは現在も続いていて、
昨日の15nTから、現在は18nTと少し強まっています。
速度は低速の状態が続いていて、
350km/秒からさらに下がって、現在は300km/秒です。

磁場の南北成分は、
昨日の夕方にかけて南向きに強まった状態が続き、
-10〜 -15nTで推移しました。
このため、磁気圏の活動は強まりましたが、
速度が低速のため規模は控えめで、
AE指数は800〜1000nTの中規模の変化が発生しています。

その後、磁場の南北成分は0nT付近で南北に変化する様になり、
磁気圏活動の規模も小さくなり、
AE指数は小規模の変化に変わっています。

太陽風磁場の強まりは、この後どの様に推移するでしょうか。


太陽は、昨日の昼、28日12時(世界時28日3時)頃に、
東端(左端)でプロミネンス噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

この噴出により、
CME(コロナ質量放出)が太陽の左に飛び出しています。
横向きなので、地球への影響はありません。

また、南東の端(左下)に現れた新しい黒点で、
C5.0、C5.3、C7.0と、小規模フレアが発生しています。
この後の活動に注目してください。




台風の影響で、宇宙天気ニュースを外部に避難させています。
ニュースの記事以外は更新を停止しています。
フレアの速報も停止しています。
申し訳ありません。



太陽の東端で発生したプロミネンス噴出。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左側へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。