宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:59)
今日、C4.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/27 09:58 C4.5
05:18 C4.0
03:44 C3.6
01:08 C4.3
8/26 21:55 C5.6
20:33 M1.4
19:56 C9.0
14:22 C6.9
11:41 C3.7
06:31 C3.4
02:24 C6.5
01:28 C4.1
00:17 C3.7
8/25 21:12 C3.3
18:53 C4.7
15:46 C7.1
13:03 C5.8
12:46 C3.8
08:19 M1.7
07:49 C7.7
07:27 C4.9
06:31 M1.4
05:52 C5.2
04:18 M1.4
03:50 M1.0
01:39 C4.6

黒点  8/27 (NOAA)
磁場 フレア
3790 12 βγ C8
3792 3 α C3
3794 2 β C5
3796 18 βγ M1
3798 1 α ---
3799 17 βγ ---
3800 20 βγ M2
3801 11 βγ ---
3802 3 β ---
3803 4 β ---
3804 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:56 255 -1.3
-2 h 257 -0.7
-4 h 260 -1.5
-6 h 263 -2.1
-8 h 265 -1.9
-10 h 271 -0.7
-12 h 269 -1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -2 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
8/27 0.3 4x10^2
8/26 0.3 4x10^2
8/25 0.3 2x10^2
8/24 0.3 2x10^2
8/23 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 8/22 12:23 太陽風は低速ですが、磁場が南寄りで磁気圏はある程度活動的です。
2024/ 8/23 13:19 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。フレアの発生が続いています。
2024/ 8/24 07:38 太陽風は低速の状態が続いています。3800黒点群でフレアが続いています。
2024/ 8/25 13:16 低速の太陽風が続いています。磁気圏はやや活動的です。
2024/ 8/26 12:37 太陽風はより低速になっています。太陽のフレアは減っています。
最新のニュース

2024/ 8/27 13:59 更新
太陽風はかなり低速になっています。磁気圏は概ね静穏です。

担当 篠原

太陽風は、速度が310km/秒から250km/秒へさらに下がり、
かなり低速になっています。
磁場強度は5nTから3nTへ下がって、やや弱い状態です。

磁場の南北成分は、弱い南寄りの状態が続いています。
しかし、速度が下がっているため磁気圏の活動は弱く、
AE指数は小規模の変化が起きている程度です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。
この後も太陽風は穏やかに推移しそうです。


太陽は、南西(右下)の3796黒点群で、
26日14時(世界時26日5時)から、
26日22時(世界時26日13時)にかけて、
C6.9、C7.9、C9.0、C9.0、M1.4、C5.5と、
小規模、中規模のフレアが連続するように発生し、
その後も小さい変化が続いています。

また、SOHO衛星LASCO C2、C3では、
26日22時(世界時26日13時)頃から、
太陽の下側へ広がるCME(コロナ質量放出)が観測されています。

変化が微かで見にくいのですが、
SDO衛星AIA193では、
CMEの頃に太陽の南東側(左下)でコロナが動く様子が見えています。
この変化がCMEに関係しているのかもしれません。




太陽の下側へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の南東側(左下)で変化が発生しています。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。