宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:37)
今日、C6.5の小規模フレアが発生しました。
また、M5.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/26 11:41 C3.7
06:31 C3.4
02:24 C6.5
01:28 C4.1
00:17 C3.7
8/25 21:12 C3.3
18:53 C4.7
15:46 C7.1
13:03 C5.8
12:46 C3.8
08:19 M1.7
07:49 C7.7
07:27 C4.9
06:31 M1.4
05:52 C5.2
04:18 M1.4
03:50 M1.0
01:39 C4.6
8/24 23:07 C3.6
22:33 C4.5
18:25 C6.6
17:52 C6.8
14:28 C4.4
13:03 C5.6
11:50 C6.9
09:05 M1.6
05:06 M5.1
04:24 M3.4
02:38 C5.5
01:34 M1.1
01:07 C7.7
00:24 C6.8

黒点  8/26 (NOAA)
磁場 フレア
3790 10 βγ C8
3792 2 α C3
3793 4 β ---
3794 3 β C5
3796 12 βγ M2
3798 1 α ---
3799 14 βγ C7
3800 24 βγ M5
3801 5 βγ M1
3802 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 317 -0.5
-2 h 321 -2.2
-4 h 327 -0.6
-6 h 329 -2.0
-8 h 336 +0.1
-10 h 328 +1.8
-12 h 334 +0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
8/26 0.3 4x10^2
8/25 0.3 2x10^2
8/24 0.3 2x10^2
8/23 0.3 2x10^2
8/22 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 8/21 14:04 太陽風は低速ですが、磁気圏の活動はやや強まりました。ニュージーランドのオーロラの続きをどうぞ。
2024/ 8/22 12:23 太陽風は低速ですが、磁場が南寄りで磁気圏はある程度活動的です。
2024/ 8/23 13:19 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。フレアの発生が続いています。
2024/ 8/24 07:38 太陽風は低速の状態が続いています。3800黒点群でフレアが続いています。
2024/ 8/25 13:16 低速の太陽風が続いています。磁気圏はやや活動的です。
最新のニュース

2024/ 8/26 12:37 更新
太陽風はより低速になっています。太陽のフレアは減っています。

担当 篠原

太陽風の速度は、370km/秒から310km/秒へ次第に下がり、
より低速になっています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。

磁場の南北成分は、グラフの初めは南寄りで、
中盤は弱い北寄りになり、後半から再び南寄りになっています。
速度が下がっているため影響は小さく、
AE指数は小規模の変化が1回起きている程度で、
磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


昨日のニュース以降、太陽の活動はやや下がって、
Mクラスのフレアの発生はなく、
中心部南西側(右下)の3800黒点群で、C7.1、C5.8、
北西の端近く(右上)の3794群で、C4.6、C4.1、
などの小規模フレアが発生しています。

一方、東端(左端)の向こう側から
活動的な領域が近づいている様です。
どの様な領域が現れるでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。