宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:25)
今日、M1.4の中規模フレアが発生しました。
また、M2.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/19 10:35 C7.7
08:48 M1.4
07:34 C5.6
05:56 M1.3
02:32 C4.5
8/18 22:15 C5.0
19:37 C7.5
16:18 M1.2
13:09 M1.1
12:43 C8.3
10:54 M2.4
09:48 C4.3
09:07 C4.6
07:00 M1.4
06:10 M1.1
04:33 C7.1
8/17 21:11 C6.6
20:23 M1.1
19:25 M1.6
12:58 C5.0
10:52 C5.0
07:10 C8.9
04:49 C5.6
03:16 C4.7
00:37 C8.1

黒点  8/19 (NOAA)
磁場 フレア
3784 14 βγδ M2
3785 13 β M1
3788 1 α ---
3789 7 β ---
3790 13 βγ M1
3792 1 α ---
3793 6 β ---
3794 8 β ---
3795 1 α ---
3796 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 396 +0.7
-2 h 386 +3.3
-4 h 373 +3.0
-6 h 389 +3.7
-8 h 395 +0.0
-10 h 398 -1.5
-12 h 402 +2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
8/19 0.3 1x10^2
8/18 0.3 3x10^2
8/17 0.3 3x10^2
8/16 0.3 3x10^2
8/15 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 8/14 08:57 太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏は穏やかになりました。
2024/ 8/15 09:59 X1.1の大規模フレアが発生しました。太陽風の乱れは地球に向かっています。
2024/ 8/16 13:36 太陽風は低速の状態です。太陽はフレアの規模が小さくなっています。
2024/ 8/17 13:20 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏は穏やかです。
2024/ 8/18 12:54 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が一時的に強まりました。
最新のニュース

2024/ 8/19 12:25 更新
太陽風磁場の強まりが続いています。太陽の東端でMフレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風の磁場強度は、
昨日のニュースの後も15nT程度の強まりが続き、
夕方に一旦20nTに強まって、その後9nTへ下がり、
現在もやや強まった状態が続いています。
太陽風の速度は、450km/秒から380km/秒へ下がり、
やや低速になっています。

太陽風磁場の南北成分は、
北寄りから、グラフの中盤で0nT付近に下がり、
後半は再び弱い北寄りになっています。
磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は小規模の変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
太陽の中心部にコロナホールは見えていません。
この後、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、東の端(左端)の3796黒点群で、
今朝、19日6時(世界時18日21時)にM1.3、
19日9時(世界時19日0時)にM1.4と、
中規模フレアが2回発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

この後も活動は続くでしょうか。
この領域は、これから太陽の中心に向かうので、
活動が強まると注意が必要になります。



3796黒点群で発生した、M1.3、M1.4の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。