宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/ 8/19 12:25 更新 太陽風磁場の強まりが続いています。太陽の東端でMフレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風の磁場強度は、 昨日のニュースの後も15nT程度の強まりが続き、 夕方に一旦20nTに強まって、その後9nTへ下がり、 現在もやや強まった状態が続いています。 太陽風の速度は、450km/秒から380km/秒へ下がり、 やや低速になっています。 太陽風磁場の南北成分は、 北寄りから、グラフの中盤で0nT付近に下がり、 後半は再び弱い北寄りになっています。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は小規模の変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中心部にコロナホールは見えていません。 この後、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、東の端(左端)の3796黒点群で、 今朝、19日6時(世界時18日21時)にM1.3、 19日9時(世界時19日0時)にM1.4と、 中規模フレアが2回発生しています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 この後も活動は続くでしょうか。 この領域は、これから太陽の中心に向かうので、 活動が強まると注意が必要になります。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |