宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 8/16 13:36 更新 太陽風は低速の状態です。太陽はフレアの規模が小さくなっています。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒と低速の状態で推移しています。 磁場強度は、今朝早くまでは8nTとやや強まっていましたが、 その後下がって、現在は5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、グラフの前半は北寄りでしたが、 後半は南寄りになっていて、 -2〜-6nTの南向きの南向きの状態が続いています。 このため、磁気圏の活動はやや高まって、 AE指数は、グラフの後半で500nTの中規模の変化が発生しています。 速度が下がっているので、影響は限定的になっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球のコロナホールが西側(右側)に進んでいます。 この後、影響が見られるでしょうか。 また、昨日のニュースでお知らせした様に、 一昨日、14日に発生したCME(コロナ質量放出)の影響が 今後地球に到来すると予想されています。 NOAA/SWPCの予報では、 地球への到来は、明後日、 18日14時(世界時18日5時)頃となっています。 到来のタイミングを含めて、 どの様な変化がやって来るか注目して下さい。 太陽は、南西の端近く(右下)の3780黒点群で 昨日の昼、15日12時半(世界時15日3時半)に M1.1の中規模フレアが発生した後は、 中心部北西側(右上)の3784黒点群で、C5.6、C5.8、 南西(右下)の3786群で、C5.7、C7.7、C7.8、 などの小規模フレアが発生した程度です。 フレアの規模は小さくなっていて、 X線グラフは変化が少なくなっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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