宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 8/14 08:57 更新 太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏は穏やかになりました。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風磁場の南北成分は北向きに強まり、 磁気圏の活動は穏やかになりました。 AE指数は、グラフの中盤にかけて 変化のない状態が続いています。 Dst指数も、昨日の-203nTが最大の変化で、 その後は値が上がって、変化が小さくなっています。 太陽風の速度は、450km/秒から400km/秒に下がり、 現在は平均的な状態です。 20nTに強まっていた磁場強度は、 昨日の夕方くらいから下がり始め、 現在は6nTとこちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 昨日の夕方に、+15nTと北向きに強まりましたが、 その後下がって行き、 今日未明からは再び -5nT程度の南向きの変化が続く様になっています。 このため、磁気圏の活動も再び強まって、 AE指数は1000nTに達する大きい変化が発生しています。 ただし、現在は太陽風の速度も磁場強度も下がっているので、 激しい乱れには発達しません。 太陽風の乱れは落ち着きましたが、 SDO衛星AIA193を見ると、 北半球の中緯度域にコロナホールが見えています。 27日前の前周期は太陽風への影響はなかったのですが、 今回はどうでしょうか。 3〜4日後の太陽風に注目してください。 太陽では、昨日の夕方くらいから、 中心部北側の3784黒点群でフレアが続く様になっています。 M1.0の中規模フレアを最大に、 C7.3、C8.3、C7.3、C7.7などの小規模フレアが 発生しています。 とニュースを書いているところで、 14日8時半(世界時13日23時半)に、 3784群でM4.2の中規模フレアが発生しました。 この後の活動に注目してください。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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