宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 8/11 08:20 更新 太陽風の小規模の乱れが到来しました。磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 昨夜、10日21時(世界時10日12時)に、 ACE衛星で太陽風の急な強まりが観測されました。 変化としては小幅で、 速度は、350km/秒と低速の状態から 390km/秒とやや低速程度になり、 磁場強度は、5nTから10nTヘ強まっています。 磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。 このため、磁気圏の活動は特に強まらず、 AE指数は、500nTの中規模の変化が起きた程度です。 NOAA/SWPCの太陽風予報によると、 複数のCME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れが 地球に向かっているとのことで、 この後も変化がやって来るかもしれません。 しばらく注目してください。 太陽は、昨日のニュース以降は活動が落ち着いて、 東側(左側)の3782黒点群でM1.2の中規模フレア、 中心部南側の3780群でC8.9、C9.8の小規模フレア、 などが起きた程度です。 3780群は、黒点も少なくなっている様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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