宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 7/15 10:39 更新 X1.2の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽の南西側(右下)の3738黒点群の活動はさらに強まり、 昨日の昼、14日11時半(世界時14日2時半)に X1.2の大規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 Xクラスのフレアの発生は、6月10日のX1.5以来で、 およそ1か月ぶりです。 その後、3738群では、 M3.0、M1.0、M1.0と中規模フレアが発生していますが、 X線グラフを見ると、フレアの頻度は下がっています。 この後の活動はどうなるでしょうか。 その他は、中心部南側の3743群でC7.1、 中心部北側の3744群でC8.2、 南東の端近く(左下)の3751群でC7.0、C7.1 などの小規模フレアが発生しています。 これらの領域の推移にも注目して下さい。 太陽風は、300km/秒前後の低速の風が続いています。 磁場強度は、2〜5nTの間を変化していて、やや弱い状態です。 磁気圏は静穏で、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の北東側(左上)にコロナホールが見えています。 緯度が高めですが、地球へ影響はやって来るでしょうか。 3〜4日後くらいから注目して下さい。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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